「遺伝だから仕方がない」と思う前に。
家族から受け継いだ習慣を見直してみませんか?
「うちは、がん家系なんです」
「親が脳卒中になったので、自分も心配です」
「家族みんな太っているから、仕方がないんです」
今の仕事をしていると、こうした言葉を聞くことがあります。
身近な人が病気になる姿を見てきたからこそ、「自分も同じようになるのではないか」と不安になる。その気持ちは、よく分かります。
ただ、その不安がいつの間にか、
「遺伝だから、何をしても変わらない」
という諦めになっていないでしょうか。
私は、そこで一度立ち止まってほしいと思っています。
遺伝だけでなく、「家伝」にも目を向ける
病気によっては、遺伝的な要因が大きく関わります。家族の病歴は大切な情報であり、必要に応じて医療機関で相談することも大切です。
そのうえで、家族で似ているものは、遺伝子だけでしょうか。
よく食べるもの。
好む味付け。
食事の量や時間。
睡眠や休み方。
ストレスを感じたときの行動。
こうした日々の習慣も、家庭の中で自然と受け継がれていきます。
私は、このような「家族から受け継いだ暮らしの習慣」を、ここでは**「家伝」**と呼んでいます。
子どもの頃から当たり前だったことは、大人になっても疑問を持ちにくいものです。
「食後には甘いものを食べる」
「味付けは濃いほうが好き」
「忙しいときは睡眠を削る」
「つらくても我慢するのが普通」
自分の好みや性格だと思っていたことに、家庭の影響があるかもしれません。
近代食と「退化病」という視点
私が食生活を考えるときに大切にしているのが、「近代食」と「退化病」という視点です。
ここでいう近代食とは、砂糖を多く含む菓子や飲み物、精製された穀物を中心にした偏った食事、
加工食品に頼りすぎる食べ方などを指しています。
手軽で便利な食べ物が増えた一方で、何を、どれくらい、どんな状態で食べているのかを振り返る機会は少なくなったように感じます。
「退化病」という言葉は、ここでは医学的な診断名ではなく、
食や暮らしの変化とともに健康上の問題を考えるための表現として使っています。
すべての病気を食事だけで説明することはできません。
それでも、「家系だから」と考える前に、毎日繰り返している食べ方や生活に、
見直せるところがないかを確かめる意味はあると思うのです。
家族の歩みを、自分の暮らしに生かす
両親、兄弟、祖父母、叔父や叔母。
身近な人たちが、どんな暮らしをしていたのかを振り返ってみてください。
よく食べていたものや、好んでいた味付け
お酒やたばことの付き合い方
睡眠時間や、仕事と休息のバランス
悩みを抱えたときの過ごし方
病気になった年齢や、その頃の生活状況
これは、家族や病気になった人を責めるためではありません。
自分にも重なる習慣があるかを知り、これからの暮らしに生かすためです。
口癖も、自分を振り返るきっかけになります。
「どうせ変わらない」
「休むわけにはいかない」
「我慢するしかない」
その言葉が、休息や相談の機会を遠ざけていないでしょうか。
口癖から病気を判断することはできませんが、自分がどんな選択を繰り返しているかに気づく手がかりにはなります。
「何を変えればいいか分からない」方へ
遺伝的な体質を、自分の意思で選ぶことはできません。
けれど、今日の食事や休み方、困ったときに相談するという行動には、変えられる部分があります。
最初から全部を変える必要はありません。
まずは一つ、自分が無意識に続けている習慣を見つけるところから始めてみませんか。
あかつき道整骨院では、身体の不調についてのお話に加え、
食生活、生活習慣、ストレスへの向き合い方などを伺い、今の暮らしで見直せることを一緒に整理しています。
「家族と同じ病気になるのが不安」
「食事に気をつけているつもりだけれど、何を変えればいいか分からない」
「身体のことも、生活のことも含めて相談したい」
そんな方は、ご相談ください。
ご予約・お問い合わせの際は、**「ブログの『遺伝』の記事を読んで相談したい」**とお伝えいただくとスムーズです。
群馬県高崎市・あかつき道整骨院
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