【食べないという選択】
お盆明けの不調は、胃腸を休ませるサインかもしれません
お盆が終わり、普段の生活に戻る頃になりました。
帰省や旅行、家族や友人との集まりが続き、いつもより食べる量が増えた方も多いのではないでしょうか。
お菓子や甘い飲み物、パン、麺類、加工食品、外食など、糖質やいわゆる「社会毒」を口にする機会も増えやすい時期です。
お盆の数日間だけであれば、体調に大きな変化を感じないこともあります。
しかし、お盆が終わっても同じような食生活を続けていると、少しずつ身体に変化が表れてくることがあります。
たとえば、
・身体が重い
・朝からだるい
・食欲がない
・お腹が張る
・胃がもたれる
・食後に眠くなる
・便通が乱れる
・疲れがなかなか抜けない
こうした状態は、食べる量や食べ方を見直してほしいという身体からのサインかもしれません。
■「何を食べるか」だけでなく「食べない」という選択
体調がすぐれないとき、多くの人は、
「何を食べれば元気になるのか」
「身体に良いものを食べなければ」
「栄養をつけるために、しっかり食べよう」
と考えます。
もちろん、必要な栄養を摂ることは大切です。
しかし、すでに食べすぎて消化器が疲れているところへ、さらに食べ物を入れ続けることが、本当に身体のためになるのでしょうか。
「あれを食べたほうがいい」
「これを食べたほうがいい」
という足し算だけではなく、ときには「あえて食べない」という引き算の選択もあります。
私自身も以前は、食べないという選択肢を持っていませんでした。
しかし今では、胃腸の状態や食欲を確認し、必要に応じて食事の回数や量を減らすようにしています。
■食べない目的は、消化器を休ませること
「食べない」と聞くと、断食やファスティングを思い浮かべる方が多いでしょう。
断食には、デトックス、美肌、ダイエットなど、さまざまな効果が語られています。
しかし私が大切だと考えているのは、特別な効果を求めることよりも、毎日働き続けている消化器を休ませることです。
大人になると、季節の行事や仕事上の付き合いなどによって、食べたくなくても食べる場面が増えてきます。
食欲がないのに時間が来たから食べる。
胃が重いのに一日三食を守る。
食べすぎた翌朝も、習慣だから朝食を食べる。
これでは、胃腸が休む時間をつくれません。
不調が出ても食生活を変えず、症状を抑えるために薬を飲み、また同じように食べ続ける。
この繰り返しに入っている方も少なくないように感じます。
■空腹は、必ずしも怖いものではありません
空腹になると、「何か食べなければ身体に悪い」と不安になる方もいます。
しかし、身体の状態を確かめながら空腹の時間をつくることは、胃腸を休ませる機会にもなります。
まずは、食欲がないときに無理をして食べないこと。
食べすぎた翌日は、食事の時間だからと機械的に食べるのではなく、本当に空腹なのかを身体に問いかけてみること。
そのうえで体質や状態に合わせ、食事量を減らしたり、だし汁など負担の少ないものを選んだりする方法もあります。
ただし、「食べないこと」がすべての人に適しているわけではありません。
もともと栄養不足がある方、成長期の子ども、妊娠中や授乳中の方、持病がある方、薬を服用している方などは、
自己判断で断食を行わないよう注意が必要です。
大切なのは、我慢比べのように食事を抜くことではなく、自分の身体にとって何が必要で、何が負担になっているのかを知ることです。
■何を食べるかより、なぜ食べているのか
お腹が空いているから食べているのか。
時間が来たから食べているのか。
疲れや寂しさを紛らわせるために食べているのか。
目の前にあるから、なんとなく食べているのか。
食べ方には、その人の生活習慣だけでなく、考え方や心の状態も表れます。
「身体に良いものを探しているのに、なかなか調子が整わない」
そんな方は、何を加えるかだけでなく、食事の量、回数、タイミングを一度見直してみてください。
お盆明けの不調は、身体が「これ以上入れる前に、少し休ませてほしい」と伝えているのかもしれません。
あかつき道整骨院では、症状だけを見るのではなく、食事内容や生活習慣、心身の状態を確認しながら、
その方に合った整え方をご提案しています。
食べないほうがよいのか、何を食べればよいのか、どのくらいの量が合っているのかは、人によって異なります。
自己流で無理をする前に、まずは現在の状態をお聞かせください。
ご相談・ご予約は、公式LINEまたはホームページから受け付けています。