毎日、同じような時間に起きて、仕事に行って、家に帰る。
やらなきゃいけないことを済ませて、気づけばもう夜。
特別、大きな不満があるわけじゃない。
仕事もあるし、生活もできている。
それなりに楽しいことだってある。
でも、ふとした瞬間に思う。
「このままずっと、同じ毎日が続くのかな」
何かを変えたい。
今とは違う毎日を過ごしてみたい。
そんな気持ちはあるのに、
「じゃあ、何を変えたいの?」
と聞かれると、答えが出てこない。
仕事? 人間関係? 暮らし方?
それとも、自分自身?
考えれば考えるほど、何がしたいのか分からなくなってしまう。
そんなこと、ありませんか?
変えたいのは、今の生活そのもの?
「何か変えたい」と思うと、私たちはつい、大きな変化を考えてしまいます。
転職した方がいいのかな。
新しいことを始めた方がいいのかな。
もっと勉強した方がいいのかな。
今までとは違う環境に飛び込んだ方がいいのかな。
でも、本当に変えたいのは、仕事や環境なのでしょうか。
もしかしたら、
毎日、時間に追われていること。
人に気を遣いすぎて、疲れてしまうこと。
自分の好きなことを後回しにしていること。
そんな日常の小さな積み重ねの中に、変えたい何かがあるのかもしれません。
変えたいのは、今の生活そのものではなく、その中で感じている窮屈さなのかもしれない。
そう考えると、少し見え方が変わりませんか?
「何を変えたい?」の前に、自分に聞いてみたいこと
私は以前、自分の感覚がよく分からなくなっていた時期がありました。
何が好きで、何が嫌いなのか。
何が楽しくて、何が嬉しいのか。
悲しい、つらいという気持ちさえ、よく分からなくなっていました。
そんな状態で「どうしたい?」と聞かれても、答えられなかったんです。
周りの人の意見を聞いたり、正解を探したり。
でも、いくら考えても、自分の答えは見つからない。
今振り返ると、私は自分が何を感じているのかを、置き去りにしていたのだと思います。
だから今は、何かを変えたいと感じたときほど、こんな問いを大切にしています。
① 最近、どんなときに「なんか疲れる」と感じた?
② 反対に、どんなときに「なんかいいな」と感じた?
③ もし誰かの期待に応えなくてもいいなら、今日はどう過ごしたい?
立派な答えなんて、必要ありません。
「予定のない休日がほしい」
「一人でゆっくりお茶を飲みたい」
「本当は、あの誘いを断りたかった」
そんな小さなことでいいんです。
そこに、自分が本当に大切にしたいことのヒントが隠れているかもしれません。
変えるのは、たった一つでもいい
たとえば、休日になると、いつも誰かの予定に合わせている人がいたとします。
本当は家でのんびりしたいのに、誘われると断れない。
出かければ楽しいけれど、帰ってくるとぐったり。
そんなとき、
「もっと自分らしい人生に変えなきゃ!」
と頑張る必要はないんですよね。
次の休日、午前中だけ自分のために空けてみる。
それだけでも十分です。
自分の気持ちに気づいて、自分で選んでみる。
その小さな選択が、昨日とは違う一日をつくってくれます。
今日の小さな一歩
今日は、何かを変えようとしなくても大丈夫。
まずは一日の終わりに、こんなふうに自分に聞いてみませんか。
「今日、ちょっと嫌だったことは何?」
そして、
「本当は、どうしたかった?」
たとえば、
「今日は急な頼まれごとを引き受けて、疲れちゃったな」
と感じたなら、
「本当は、自分の仕事を優先したかったんだ」
と気づくだけでもいい。
すぐに断れるようにならなくても大丈夫。
まずは、自分の本音を自分が知ってあげること。
そこから始めてみませんか。
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
自分の気持ちに耳を傾けること。
それ自体が、自分とのつながりを取り戻す小さな一歩になります。
何かを変えたい。
でも、何を変えたらいいのか分からない。
そんなときは、無理に答えを探さなくてもいい。
今の自分が何を感じていて、どんな毎日を味わいたいのか。
そこから始めてみませんか。
人生を変えることよりも、今日の自分の気持ちを一つ大切にすること。
その積み重ねが、いつか「私はこうしたい」と、自分で選べる毎日につながっていくのだと思います。
どんな私にも、おかえり。
ここゆい暮らしでは、自分の感覚や気持ちに気づき、自分の人生を自分で選びながら、味わって生きることを大切にしています。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ここゆい暮らし 🌿
大石富美子