日本の教育を少し動かしました。

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中学校公民の問題

ご縁あって中学校の非常勤講師をしております。
授業の準備で中学校公民の問題を確認していたら・・。
「現状として適切なものには○、適切でないものには×を、それぞれ答えなさい。」
「男性が育児休業を取得しようとしたら、断わられた。」
という問題がありました。
解答を見ると「〇」

問い合わせてみました。

現状企業が従業員が男性育休を申請して断られたら違法なので、教科書の出版社に問い合わせてみました。
「解答例は〇になっておりますが、現在は男性が育児休業を取得しようとして断れたら違法になるので×だと思います。」
というメールを送りました。

回答がありました。

まず一地方の一講師の意見にご回答あったことに感謝したいと思います。

内容は

「問題文の「①男性が育児休業を取得しようとしたら、断られた。」につきましては、実際に男性が育児休業を取得しようとしたら難色を示されて取得できなかった、といった例はあるという現状に基づき、現状として適切なものとして正答を「〇」としておりました。しかしながら、ご指摘のとおり、育児休業の制度がある以上、断るということは認められないことですので、適切でないとして「×」とするお考えもあるものと考えます。現状として適切なものを選ぶ問題文として、「①男性が育児休業を取得しようとしたら、断られた。」はたいへん紛らわしくなっておりましたので、正答が明瞭なものになるよう、今後内容を検討させていただきます。」
※原文そのまま

考察するに

出版社としては「現状では男性が育休を取得しにくい環境にある」ということを伝えたかったのだと思います。

ただ、現状はもっと進歩しています。
男性育休取得は労働者の権利として法律に認められ、企業が断ったら違法になります。
残念ながら出版社側はまだそこまで情報がアップデートされていなかったみたいです。

小さな一歩ですが、日本の教育を動かしました!

中学の問題で 「育休を取得しようとしたら断れた」 (1).jpg

ありがたいことに「今後内容を検討させていただきます」との回答を頂けました。
数年後の教科書改訂の時には修正されていることでしょう。

たった一問ではありますが数十万人の多感な中学生が学ぶことなので、
教育の影響は思っている以上に大きいです。
男性育休という価値観はまだまだ新しい価値観なので身近になるにはまだまだ時間がかかります。
とは言え教育で日本の未来は左右します。
小さな一歩でありますが、夫婦で協力して家事育児を行う事の大切さに影響を与えることができていれば嬉しく思います。
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