「私は都合のいい女なんでしょうか。」
恋愛相談でよく聞く言葉です。
でも、お話を聞いていると、最初から都合のいい関係だったわけではないことがほとんど。
最初は、
「今回は忙しいみたいだから。」
「これくらいなら大丈夫。」
「今だけかもしれない。」
そんな小さな思いやりから始まっています。
相手に合わせる。
相手の事情を理解しようとする。
相手ができないことを許してあげる。
本来は優しさです。
だからこそ、優しい人ほど気づかないうちに苦しくなってしまいます。
問題は、その優しさが続いていくうちに、自分の気持ちを後回しにしてしまうこと。
自分は我慢しているつもりでも、相手からするとそれが当たり前になっていきます。
人は責められたくありません。
そして変化もあまり得意ではありません。
だから、今まで許されていたことは、これからも許されると思いやすいのです。
こうして少しずつ、
「私は我慢している。」
「相手は当たり前だと思っている。」
というズレが生まれていきます。
都合のいい女になってしまう人の共通点は、優しさがあることではありません。
自分の気持ちを伝えるタイミングを失ってしまうことです。
だから大切なのは、我慢を続けることではなく、変化する勇気を持つこと
相手を責める必要はありません。
「どうして分かってくれないの。」
ではなく、
「私はこうしてほしい。」
「私はこういう関係を作りたい。」
と、自分の気持ちを伝えることです。
もちろん、相手は最初戸惑うかもしれません。
今までと違うのですから、不満を言われることもあるでしょう。
でも、誰かの我慢の上に成り立つ関係は、いつか限界がきます。
だからこそ、一時の不満を恐れないこと。
変化は少しずつ当たり前になり、お互いが慣れていくものです。
本当に目指したいのは、どちらかが我慢する関係ではなく、お互いが心地よくいられる関係。
そのための一歩として、まずは自分の気持ちを大切にしてあげてください。
その勇気が、都合のいい女を卒業する最初の一歩になるはずです。