④不安型と回避型はなぜすれ違う?追う人と離れる人の心理

④不安型と回避型はなぜすれ違う?追う人と離れる人の心理

記事
コラム

前回は、
なぜ追えば追うほど苦しくなる?不安型愛着の「安心確認ループ」
についてお話ししました。




今回はその続きとして

「もっと近づきたいのに、どうして相手は離れていくの?」
という恋愛のすれ違いについて、
分かりやすくシンプルに伝えられたらなと思います。


◆不安型、回避型の特徴


□不安型の特徴
・相手の言動の変化に敏感
・繋がりが切れることに強い不安を感じやすい
・相手の気持ちを頻繁に確認したくなる
・返信の遅さや態度などに敏感
・嫌われたかも、と考えやすい
・距離ができると不安が強くなる

□回避型の特徴
・一人の時間や自分の空間が大切
・感情的なやり取りが疲れやすい
・近すぎるとプレッシャーを感じる
・問題が起きると距離を取って落ち着こうとする
・束縛や干渉が息苦しく感じやすい

どちらが良い、悪いではなく
それぞれに安心の感じ方が違う。


◆すれ違いの流れ


不安型、回避型が関わった時に起こる流れは、


不安型「不安から連絡」
回避型「安心のため距離が欲しいから離れる」
不安型「嫌われたかも。とさらに不安に」
不安型「追いかける、確認する」
回避型「さらに距離を取る」
不安型「もっと不安になり苦しむ」

回避型は追うほど離れ、
不安型は離れるほど追いたくなる。



◆回避型、不安型の違いを例えてみる


□温度だと

不安型:心が寒いから、近くで温まりたい
回避型:近すぎると暑く感じて距離を取りたくなる

お互いの快適さが違う。


□ゴム紐だと

不安型:ゴムを引っ張って近づこうとする
回避型:引っ張られると苦しくて離れたくなる

安定する距離が違う。


このすれ違いの本質は、

不安型:近づくことで安心したい
回避型:距離を取ることで安心したい

安心の取り方が正反対ということ。



◆よくある誤解


追う人が悪い、離れる人が冷たい
という見方をする人がいる。

でも、本当にそうなのでしょうか?
実際はどちらも、

不安型:見捨てられたくない不安で苦しい
回避型:自分を保つために離れたい

どちらも、自分を守るための反応なのです


まとめると、
追う人vs 逃げる人の対立ではなく、
安心の取り方がちがう二人のすれ違い。

繋がり=安心と捉える、不安型 
距離=安心と捉える、回避型

どちらも自分の心の為に安心したいだけ。


◆関係を変えるためには


大切なのは、相手を変える事じゃない。
まず、どんなすれ違いが起きているか知ること。

①私は不安になると追いたくなる
②相手は圧を感じると距離を取る

このパターンに気づき、見え方が変わると
起こす行動が変わってくる。
そして、自分の心に耳を傾けられる。


◆最後に


恋愛は、共にしていかなければならない。
お互いが想い合わなければならない。

不安から相手を追うことでもないし、
相手の不安を見ず逃げ続けることでもない。

お互いの安心できる距離を見つけること。


不安型「返信遅くて嫌われたのかなって不安になっちゃった。」
回避型「今、心に余裕がないんだ。落ち着かせてちゃんと話すから少し待ってね。」
と、お互いの気持ちを伝えあい、

相手の気持ちを考え、待つ姿勢。
不安な中、待たせていることを忘れず、
期限を決めて自分を整える時間をつくる。


違う人同士が寄り添うためには、

・お互いの安心の仕方を尊重する
・分かり合うために言葉にする
・自分を、相手を、知ること

これがとても大切だと私は思います。


きこ





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