【大嶋淑之・新潟】意外なストレス解消法

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映像制作をしていると、どうしても締め切りに追われたり、アイデアが出なかったりする瞬間があります。そんな時、つい「あぁ、どうしよう…」と悩みが募りますが、最近、無性にしたくなることがあります。それが、**「何も考えずに料理を作る」**という行動。

映像を作るときって、どうしても「考えながら進める」ことが多いんです。ストーリーやカット、音楽をどう組み合わせるか、すべてが計算されているからこそ、創造的なエネルギーを使い切ってしまいます。そんな時、頭を一旦リセットするためにやりたくなるのが料理なんです。

料理って、映像制作とは逆に、**「とりあえず手を動かす」**というシンプルさが魅力です。特に、レシピをしっかり決めずに、その場で冷蔵庫にある食材を使って作る「即興料理」が最高にリフレッシュになるんです。頭の中を空っぽにして、材料を切ったり、鍋を振ったりしていると、いつの間にか心が軽くなっている自分に気づきます。

最近は、無性に**「あえて難しいレシピに挑戦しない」**ようにしています。例えば、普段は煮物やスープを作ることが多いのですが、忙しくて疲れた時には「パスタ」や「チャーハン」を作ることが多いですね。これらの料理って、実はとても簡単で、でも自分好みの味に仕上げることができるんです。特にパスタなんかは、調理時間が短いのに、素材やソースを工夫することで、なんとも美味しい一皿が出来上がります。

意外かもしれませんが、映像制作も料理も、実は**「センスを活かす作業」**だと思うんです。どちらも、「一歩引いて全体を見て、どう仕上げるか」を考えることが大事。映像の場合は画面の構図や色調、音楽のリズムなどを調整しますが、料理でも、味のバランスや香りの広がり、食感の違いを感じながら調整します。その微細な感覚が、「あ、これだ!」という完成形に繋がるんです。

他にも、料理をしている時には、普段の制作仕事ではあまり意識しない感覚が呼び覚まされます。**「時間感覚」や「五感」**を使うことの大切さを再認識するんですね。例えば、スープを煮込んでいる間に香りが立ち込めたり、フライパンで野菜を炒める音を聞きながら、映像制作においても「音」がいかに大切かを改めて感じます。

料理が終わって、出来上がった料理を前にした瞬間、完成品を見て「これは映像で言うところの完成形だな」と感じることが多いです。最初はバラバラだった要素が、ひとつにまとまって美味しそうな料理に仕上がったように、映像も時間をかけて作り上げていくと、最初の構想とは違う形で面白い結果が生まれます。

このように、料理をすることで、映像制作の新しいアイデアや発想が生まれることがよくあります。普段の仕事ではなかなか考えない「無駄なこと」を考える余裕が生まれるので、逆にアイデアが詰まった時には、料理というリフレッシュが意外にも助けになるんです。

次に困った時には、ちょっとフライパンを振ってみるのもいいかもしれません。もしかしたら、思いがけないインスピレーションが得られるかもしれませんよ。


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