先日、SNSで「パニック障害の発作は落ち着いているけど、この季節になると心が揺れる」という内容の投稿をしたところ、31人もの方が「わかる」「私も同じです」と言ってくださいました。こんなに共感の声をいただけるなんて正直びっくり。何より、「自分だけがこういう気持ちになるんじゃないんだ」と思えるだけで、心がスーッと軽くなります。
夏の暑さで息が上がりやすくなる、満員電車や理不尽な叱責といったストレス環境が重なると、過呼吸やパニック発作が起きやすくなる…。こうして見ると、人によって「季節」「体感温度」「ストレスの種類」がさまざまに発作と結びついていることがわかります。
発作がなくなっても、季節の変わり目は焦燥感が強まる
私自身は秋から冬にかけて落ち込みやすかったのですが、上記の会話のように「夏が苦手」という方もいらっしゃるんですよね。「気候と気分の関係」を一言で説明するのは難しいですが、体の状態やストレス要因、生活環境によって、発作や不安感が出やすくなる時期は人それぞれ違うと感じています。
涙の理由がわからない
「これといって辛いことがあったわけじゃないのに、突然涙が止まらない」。そんな日もありました。まさに**“焦燥感”**と呼べるような気持ちで、何をしても落ち着かないんですよね。
毎年のことだから、余計に怖い
私は「またこの季節が来たら不安定になるんじゃないか…」と、予期不安を抱えてしまう。実際、周囲からは「もう発作もないんだから気にしなくていいじゃん」と言われることもあります。でも、それで解決できれば苦労はしないんですよね。
“恥ずかしさ”が少しずつ消える
パニック障害って、どうしても周りに理解されにくかったり、自分で“病人扱い”してしまいがちですよね。でも、人知れず同じような状況で悩んでいる人が確実にいるとわかると、「私だけじゃない」という安心感が生まれます。
“孤立感”からの解放
自分ひとりで抱え込むと、どうしても視野が狭くなってしまうもの。今回の31人の方が示してくれたのは、“誰かがちゃんと見てくれている・気持ちを共有してくれる”という事実。SNSがもたらすつながりに、素直に感謝したいです。
孤立感が薄れる
パニック障害や過呼吸の辛さは、なかなか周囲に理解されないことが多いです。でも、見知らぬ誰かとの何気ない会話から、「同じ気持ちを抱えている人が意外といる」と知っただけでホッとします。
季節の不安定を和らげる、ちょっとした工夫
パニック障害の予期不安を和らげる方法は人それぞれですが、私がこの時期に特に気をつけていることをいくつか紹介します。
「泣くときは泣いていい」モードをつくる
情緒が不安定なときこそ、涙を無理に我慢しないで、思い切り泣いてみる。ドラマや映画、音楽などを利用しても構いません。感情を出し切ると、意外とスッキリします。
小さな“楽しみ”を毎日に仕込む
暗い気分になりがちな季節こそ、自分なりのルーティンやちょっとしたご褒美を設定。「お気に入りのハーブティーを夜に飲む」「10分だけ好きなゲームをする」など、ほんの少しの楽しみで心が温かくなります。
SNSで共感を探す・仲間とつながる
時には「こんな気持ちの人いませんか?」とSNSで呼びかけるのも一つの手。実際に私も、思い切って気持ちを言葉にして投稿してみた結果、多くの方とのつながりを感じることができました。
対処法やアイデアを得られることも利点です。
「私は薬を飲んで寝る」
「頓服を携帯しておく」
「少しだけマウントしてくる人をスルー力が身についた」
それぞれの経験やアプローチがシェアされることで、自分に合った対処法のヒントが見つかるかもしれません。
季節や環境に左右されない心を目指して
パニック障害や不安障害を抱えていると、どうしても季節や環境による影響を受けやすくなります。でも、毎日少しずつ実践できる対策もあります。
👉呼吸法やリラックス法を習慣化する
(例:腹式呼吸、音楽療法、ヨガなど)
👉カフェインの摂取量に注意する
(コーヒーを減らす、ノンカフェインの飲み物を選ぶ)
👉自分が苦手な環境を明確にしておく
(満員電車なら時間帯をずらす、理不尽な環境を避ける工夫をする)
季節だけでなく、仕事や生活環境といった外部要因も含めて見直してみると、不安定な時期を少しでも和らげる方法が見つかるはずです。
✨まとめ✨
季節の揺れに寄り添う、ゆるい過ごし方を大切に
誰もが、季節の変わり目には心身が影響を受けやすいもの。それがパニック障害の経験者だと、なおさら敏感になりがちです。大きな発作が治まった後でも、焦燥感や涙もろさに悩まされることは、決して珍しくありません。
でも、自分の心の動きを否定せず、「そういう時期もあるよね」と受け止めるだけで、随分ラクになることもあります。今回の私のSNSでの体験のように、誰かの一言に救われることもあるはずです。
季節が変わっていくたびに不安を感じる方は、どうか自分だけが弱いと思い込まず、ひとりで抱えすぎないでください。きっと、SNSの片隅や身近なところに、同じ思いを抱えている仲間がいます。みんなで“この季節の心の揺れ”を受け止め合いながら、自分らしく乗り越えていけたらいいですね。