#14 インスタとGoogleマップ、個人店の集客はどちらから整える?役割の違いと今週やること

#14 インスタとGoogleマップ、個人店の集客はどちらから整える?役割の違いと今週やること

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ビジネス・マーケティング
インスタは毎週投稿している。写真も頑張っている。

なのに、近所からの集客につながっている気がしない。

こういうお店は、Googleマップを開くと理由が見つかることがあります。 営業時間が去年のまま。写真は外観が1枚だけ。予約の方法がどこにも書いていない。

インスタとGoogleマップは、どちらかを選ぶものではありません。役割が違います。 この記事では、二つの役割の違いと、先に整える順番、今週30分でできることを書きます。

【近所の新規客は、どこからお店を見つけているのか】


初めてのお店を探すとき、地図アプリから探す人は少なくありません。 「近くのカフェ」「新宿 ネイル」と検索して、出てきたお店を見比べます。

見ている順番は、だいたいこうです。

地図で見つける → 写真・口コミ・営業時間を見る → インスタで雰囲気を確かめる → 行く

たとえば平日のお昼に「近くのカフェ」と検索した人は、まず距離と「営業中」かどうかで絞ります。次に写真で雰囲気を見て、気になった1〜2軒だけインスタを開く。そんな探し方です。

インスタは、この流れの途中で開かれることが多いツールです。

だから、地図で見つけてもらえないと、インスタまでたどり着いてもらえません。 逆に、地図で見つけてもらえても、インスタで雰囲気が分からないと「今度でいいか」になります。

どちらかが欠けると、流れが途中で止まります。

【Googleマップとインスタは、役割が違う】


二つの役割を一言で分けると、こうなります。

Googleマップ → 見つけてもらう。迷わせない

インスタグラム → 雰囲気を伝える。行ってみたいと思わせる

お店でたとえるなら、Googleマップは看板と入口の貼り紙です。インスタは、ガラス越しに見える店内です。

看板がないと、前を通っても気づかれません。 店内が見えないと、気づいても入る決め手がありません。

カフェで働いていると、入口の前で一度立ち止まり、中をのぞいてから入ってくるお客さまをよく見かけます。 地図とインスタは、この「気づく」と「のぞく」を分担しています。

なので、どちらが大事かを比べる話ではありません。 いま、どちらが欠けているかを見る話です。

【先に整えたいのは、Googleマップの5項目】


両方に手をつけるなら、先にGoogleマップからをおすすめします。

理由は単純で、一度整えれば、毎日更新しなくても働いてくれるからです。

Googleマップのお店の情報は、「Googleビジネスプロフィール」という無料の管理画面から編集できます。まだオーナー確認(自分のお店だと登録する手続き)をしていない場合は、そこから始めてください。

① 営業時間・定休日・臨時休業

いちばん大事な項目です。 地図を見て来たのに閉まっていた、は一度で信頼を失います。祝日や年末年始の営業時間も、あらかじめ入れておけます。

② 写真

外観・店内・看板メニュー(ネイルなら施術例、ジムならトレーニングの様子)。 入口の写真が1枚あるだけで、初めての人が迷わなくなります。

③ メニューと価格

「いくらくらいのお店か」が分からないと、候補から外されます。 全部でなくて大丈夫です。代表的なものと、価格の目安を入れてください。

④ 予約の方法

電話なのか、予約サイトなのか、インスタのDMなのか。 予約ページのリンクを入れられる項目もあります。

⑤ 口コミへの返信

短くて構いません。 返信があるお店は、「ちゃんと見ている人がいる」と伝わります。

ひとつ注意です。割引や特典と引き換えに口コミを書いてもらうことは、Googleのポリシーで禁止されています。お願いするなら、見返りなしでお願いしましょう。

【インスタが担うのは「行ってみたい」をつくること】


Googleマップが整うと、インスタの役割がはっきりします。

地図から来た人が知りたいのは、情報より空気です。

どんな人がやっているのか。 どんな時間が流れているのか。 自分が行っても浮かないか。

ここは、地図の写真と口コミだけでは伝わりにくい部分です。

だからインスタでは、営業時間のお知らせを並べるより、お店の人やその日の様子が見える投稿のほうが役に立ちます。

ただし、初めての人に向けた投稿には「何のお店か、どこにあるか」を毎回入れてください。前提を書かない投稿は、常連さんにしか伝わりません。

常連さん向けと新規向けの投稿の違いは、こちらで詳しく書いています。


【二つを行き来できるようにする】


地図とインスタは、それぞれ整えるだけでは足りません。 行き来できるように、つないでおきます。

Googleマップ → インスタ

Googleビジネスプロフィールの「ソーシャル プロフィール」に、インスタのURLを追加できます。(地域によっては、まだ使えない場合があります)

インスタ → Googleマップ

プロフィールに住所を表示する。 リンクにGoogleマップのURLを入れる。 投稿に場所(位置情報)を付ける。

投稿を自動でマップにも載せる連携ツールもありますが、最初から必要ではありません。 プロフィール同士をつなぐだけで、行き来はできるようになります。

プロフィールの整え方と、リンクの先で起きる取りこぼしは、こちらの記事で書いています。 #6 投稿を直す前に、プロフィールを見てみてください #7 予約の取りこぼしは、リンクの先で起きているかも

【カフェ・サロン・ジムで、優先順位は少し変わる】


同じ個人店でも、業種によって先に整えたい場所が変わります。

カフェ → 地図の写真と営業時間が最優先。「近くで、いま入れるお店」を探す人が多い業種です

ネイル・まつげなどのサロン → 予約方法と口コミ。デザインと価格の確認に、インスタがよく使われます

パーソナルジム → 料金と体験の流れ。入る前の不安が大きいので、口コミとトレーナーの人柄が決め手になりやすいです

業種による伸び方の違いは、こちらにまとめています。


【まとめ:まずは今週、30分でできること】


Googleマップ → 見つけてもらう。迷わせない

インスタ → 行ってみたいと思わせる

今週やることは、この5つです。

・Googleマップの営業時間と、次の臨時休業を確認する 
・写真を3枚足す(外観・店内・看板メニュー) 
・代表的なメニューと価格を入れる 
・マップにインスタを、インスタにマップをつなぐ 
・届いている口コミに返信する

インスタの投稿を増やす前に、ここを確認してみてください。

【インスタ側の導線、一緒に見ます】


マップを整えたあと、「インスタに来た人がどこで止まっているか」は、自分では見えにくいところです。

自分のお店のことは全部分かっているので、初めて来た人の迷い方を想像しにくいからです。

アカウントを拝見して、プロフィールからリンクの先まで、初めてのお客さまの目線でどこで止まっているかをお伝えします。

一人でやっているので、やりとりは最初から最後まで私が直接します。

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