「作った人がいなくなっても動きますか?」への答え

記事
IT・テクノロジー
自動化ツールを作っています。Kaiです。

ご相談の中で、聞かれはしないけれど
たぶん一番気にされているのがこれだと思います。

作ってもらったあと、その人と連絡が取れなくなったらどうなるのか。

もっともな不安です。
実際、業務の一部を外の人が作ったもので回すわけなので。

なので、私がどう作っているかを先に書いておきます。

1. 特殊なものを使わない


作るときに、なるべくどこにでもあるもので組みます。

・動かす場所:お使いのパソコン、または一般的なサーバー
・使う道具:広く使われている無料のもの
・データの置き場所:すでにお使いのGoogleスプレッドシートやExcel

私しか持っていない環境、私のアカウントに紐づいたサービス、
月額の掛かる私名義の契約 —— これらは使いません。

私が消えても、環境がそのまま残る形にします。

2. 何をしているかを、日本語で残す


納品物に必ず含めるものです。

手順書
・このツールが何をしているか(日本語で、コードではなく)
・どのファイルを読んで、どこに出しているか
・いつ動くのか

止まったときに最初に見る場所
・エラーが出たらどこに記録されるか
・よくある原因と、その直し方

手作業に戻す手順
これが実は一番大事です。
どうしても直せないとき、今日の分だけは手でやるという逃げ道を必ず用意します。

逃げ道があると分かっていると、止まったときに慌てずに済みます。

3. 中身をお渡しする


作ったプログラムのソースそのものをお渡しします。
私の手元にだけ置いておく、という形にはしません。

別の方に見てもらう必要が出たとき、
そのまま渡せる状態にしておくのが筋だと考えています。

コードの中にも、日本語のコメントを残します。
「なぜこうしているか」が分かれば、別の人でも直せます。

4. 壊れるとしたらどこか、を先に伝える


自動化は永久には動きません。壊れるとしたら、だいたいこの3つです。

1. 相手側が変わったとき
使っているサービスの画面や形式が変わると、読み取れなくなります。
これは避けられません。ただし、壊れたときに気づけるようにはできます。

2. データの形が変わったとき
列が増えた、名前が変わった、など。
これも通知が飛ぶようにしておきます。

3. パソコンやサーバーの環境が変わったとき
入れ替え、OSの更新など。
手順書に「動かすのに何が必要か」を書いておきます。

「壊れない」とは言いません。「壊れたら分かる」ようにします。

5. 引き継ぎやすさは、作り方で決まる


複雑に作れば作るほど、他の人が触れなくなります。
なので、やることを減らすほうを選びます。

「あれもこれも自動化しましょう」ではなく、
「一番効くところだけ、単純な形で」と提案することが多いのはこのためです。

単純なものは壊れにくく、壊れても直しやすいです。

おわりに


外の人に作ってもらうことの不安は、
「動かなくなったときに手が無くなること」だと思います。

そこが無くなるように作ります。
納品後に何を受け取れるのかは、お見積もりの時点で全部お伝えします。

https://coconala.com/services/4379660">毎日の繰り返し作業を自動化するツールを作ります
https://coconala.com/services/4391751">データを差し替えるだけで動画が増える仕組み作ります
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す