【ステーブルコイン規制の法案可決】

【ステーブルコイン規制の法案可決】

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 こんにちは、効率オタクです。

 先週、ステーブルコインに関する規制法案が可決されました。重要な変化になりえるので、自分なりに思うところを書いてみようと思います。記憶をたどりながら書いている部分もあるので、詳細については各自で確認していただければと思います。あと主観増し増しです(笑)。

 私としては、この法案はかなり重要な意味を持つと感じています。資本主義の本質は、「実体経済」と「金融市場」の相互作用にあると考えており、その金融の仕組みが変わるということは、資本主義そのものの姿が変わる兆しかもしれないからです。逆に言えば、金融市場の仕組みの変化がなければ、資本主義そのものは従来のまま、が私の持論です。

 今回のステーブルコイン規制は、簡単に言えば「ドルを仮想通貨のように使えるようにすることを制度的に認めた」内容です。1ステーブルコイン=1ドルの価値を保つ前提で、中央銀行の関与のもと、ブロックチェーン技術などを使った新しい通貨の形が認められるというものです。(仮想通貨は恐らくこれの検証用で本質的には役割を終えたともいえる気がします)

 このような仕組みで最も重要なのは、価値の安定とシステムの安全性です。ステーブルコインはあくまでも「ドルの価値をそのまま保ったまま、別の形で存在するもの」でなければならず、信頼性がすべてだと言っても過言ではありません。

 個人的に発言が好きな方がいてその人が、JPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOになるのですが、これについて3つの論点を提示しています。

 まず1つ目は、「投資家保護の観点から規制は必要だが、なぜ今ステーブルコインを使う必要があるのかは疑問だ」という点。現行の制度でも十分に機能しているのではないか、という冷静な視点です。

 2つ目は「関与し、理解し、取り組む」姿勢。これは金融業界に特有の事情で、「他社に後れを取ること自体がリスクになるため、競争上必要なら自分たちも動く」という構造です。

 3つ目は、「絶対的な安全性の確保が不可欠である」ということ。もしステーブルコインに関する大きな問題が起きれば、ドルそのものへの信認が揺らぐリスクがあるため、その点は極めて慎重でなければならないという警鐘です。

 私が個人的に気になっているのは、「なぜ今このタイミングで、これほど急いで動き出したのか?」という点です。現在、世界中の資金がアメリカに集中しており、資金が滞留する状況が続いています。投資先が限られた中で、ブラックロックのような大手も「投資対象がない」と嘆くような状態です。

 そのような中で、ステーブルコインが制度化されたことは、「資金が滞留する状況を受けて、新たな資金吸収先の創出として機能し得る」可能性があると見ています。言い換えれば、行き場を失ったドルの一部を流し込む器として設計された側面もあるのではないかという事です。

 EUや中国などが中央銀行デジタル通貨(CBDC)をすでに実証フェーズへと進めていることから、アメリカがその対抗策として一歩踏み出した可能性も否定できませんが...

 FRBのパウエル議長は、インフレの再燃を非常に警戒しており、政策金利4%超えの水準から各国経済に重圧がかかっていることも背景にあるでしょう。特にBRICSの結束が強まるなかで、アメリカとしてもこれ以上利上げを進めることには慎重にならざるを得ません。

 トランプ前大統領は利下げを求めていますが、現実には実施すれば高インフレが再燃する可能性が高く、選択肢として取りにくいのが実情でしょう。そうした中で、「ドルの信認を保ちつつ、資本の動きを一時的に逃がす仕組み」としてステーブルコインが機能するように整備されたのではないかとも考えられます。

 今後の注目点は、この仕組みがどのように運用されていくのかという点です。現時点では、ステーブルコインへの対応が整っている投資銀行はごく限られており、急速な普及というよりは、段階的かつ慎重な導入が見込まれます。

 また、FRBのバランスシートは現在、量的引き締め(QT)の真っ只中にあり、新たな資金を大規模に供給する余地は少ないと見られます。そのため、初期段階では「現行のドルと交換する形式」で運用される可能性が高いのではないかと予想してます。こうした運用の成否によって、今後の金融の枠組みや資金の流れは大きく変わることになりそうです。

 少し時代背景の話になりますが、昔『金持ち父さん貧乏父さん』という本が流行りました。私も社会人になってから読んだのですが、あの中で語られる6つの視点は今でも本質的なものばかりで、今では当たり前?当時としては非常に先進的な内容だったのを今でも覚えています。

 特に注目してるのは、発行されたのが2000年ごろだったという点です。私が社会人に成りたての頃で、Windows95の発売からまだ5年。今の金融教育にも通じる視点を持っていた著者がいたという事実には、今でも驚かされます。

 今この筆者が、世界経済の動きをどう見ているのか、もし話を聞けるならぜひ聞いてみたい...そんな気持ちにもなります。あまり目立ったニュースにはなっていませんが大きな変化になりえる可能性があり書いてみました。





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