仕事も人生も頑張らない方がうまくいく(潜在意識という「99人の社員」の使い方)

仕事も人生も頑張らない方がうまくいく(潜在意識という「99人の社員」の使い方)

記事
学び
ぷれぜん仙人です。

今日は、「潜在意識の仕事」に書いてみたいと思います。

私の感覚なのですが、仕事も人生も「自分(顕在意識)」が頑張れば頑張るほどにうまくいかない感覚があります。

自分の頭で頑張って考え、綿密な計画を立て、やるべきことをリストにして、成功までのシナリオを描こうとしている時ほど・・・

すごく頑張ってる感覚はあるのに結果が出ない、成果が生まれない。

成果が出ないというだけではありません。

単純に疲れるんですよね。使うエネルギーがものすごく多い。それなのに、得られるものは少ない。

まさに「労多くして益少なし」という感じです。

逆に、過去を振り返って「この時期は人生がうまくいっていたな」「大きな成果が出たな」と思う時には、何か自動プログラムで進んでいるような感覚がありました。

自分でコントロールしよう、操作しよう、計画しようとしているのではなく、何か見えない大きなエネルギーに乗っている。

大きな黄金の龍の背中に乗って、そのまま運ばれているような感覚です。

そういう時には時間の感覚が歪みます。そして何より、努力している感じがありません。

それが、潜在意識に仕事を委ねられている状態なのではないかと思っています。

その感覚をうまく言語化できればな〜というのが今日の記事です。

潜在意識を意識的に活用する


潜在意識とは、定義上、自分では認識することができず、直接操作することもできない意識です。

一方で私は、この潜在意識をうまく活用することで、さまざまな物事をスムーズに達成できると考えています。

つまり、「潜在意識を意識的に活用する」ということです。

一見すると、論理矛盾のように聞こえますよね(笑)

しかし、この一見矛盾したことをうまくできる人ほど、仕事も人生もうまく進んでいくのではないかと思っています。

こういうことを書くと、「執着を手放しましょう」「人生はすべて委ねればうまくいきます」といった、スピリチュアル系の話に聞こえるかもしれません。

嫌悪感を感じる人もいるでしょう。

ただ、私はもともと、物事をロジカルに、論理的に考えてしまうタイプの人間です。
どちらかと言うとスピリチュアル系は苦手です。

ですから、スピリチュアル系の話が嫌いな人も、そこまで警戒せずに読んでみてください。

顕在意識は社長、潜在意識は99人の社員


個人的には、潜在意識と顕在意識の関係は、大企業の組織にたとえると分かりやすいと思います。

例えば、100人の社員がいる会社を想像してください。

社長は1人です。残りの99人が社員です。

私の中では、顕在意識が社長で、潜在意識が残り99人の社員です。

物事がうまくいかない時というのは、たった1人の社長が、すべての仕事を自分でやろうとしているような状態だと思っています。

社長が、

営業のやり方に細かく口を出す。
深夜まで自分で企画書を作る。
経理のシステムを自分でいじり始める。
法務が確認すべき契約書を、自分で一から読み込む。

さらには、広報が担当するホームページの方針やデザインまで、専門知識のない社長が自分で決めようとする。

そんなイメージです。

それでは、会社は当然うまく回りませんよね。

社長の仕事は、会社のすべての実務を自分でやることではありません。

会社が向かう方向を決めることです。

「この会社は、こういう会社になる」
「これくらいの売上を上げる」
「この方向へ進んでいく」

その方向性を決めた上で、社員の意識を高め、やる気を出してもらい、気持ちよく働ける状態をつくる。

それが、社長の最も重要な仕事だと思います。

方向性を決めたら、あとは社員に任せればいい。

実際に売上をつくるのは営業部門です。サービスや商品を開発するのは開発部門です。商品をつくるのは製造部門です。コストを下げたり、生産効率を上げたりするのは、生産管理や業務改善を担当する部門です。

会社には、それぞれの仕事を担当する人たちがいます。

そこへ社長がいちいち降りていき、すべての仕事に口を出すから、かえってうまくいかなくなるのです。

社長が不安そうにしていたら、社員も不安になる


顕在意識と潜在意識について、もう一つ理解しておくべきことがあります。

それは、顕在意識と潜在意識は、双方向に影響を与え合っているということです。

社長が現場へ降りてきて、イライラしていたり、不安で顔を青ざめさせていたりしたら、社員も不安になります。

社員が不安になると、仕事がうまく進まなくなる。

その様子を見た社長は、「やっぱりこの会社はダメなんじゃないか」と、さらに不安になる。

社長の不安が社員へ伝わり、社員の状態を見て社長の不安がさらに大きくなる。

顕在意識と潜在意識の間でも、これと同じことが起きます。

顕在意識が不安や恐怖を感じ、焦って動き回っていると、潜在意識もネガティブな状態になります。そして、その潜在意識から上がってくる情報によって、顕在意識はさらに不安や恐怖を感じるようになります。

ネガティブのスパイラルですね。笑

だからこそ、社長である顕在意識が、どのような心の状態でいるかが重要なのです。

私の好きな中村天風さんは、「人生は心一つの置きどころ」と言っています。

また、天風さんがよく引用していたこんな歌もあります。

晴れてよし
曇りてもよし
富士の山
元の姿は
変わらざりけり

よく人は「今日の富士山は綺麗だな」みたいな事を言いますよね。でも、富士山は何も変わっていない。変わっているのは、富士山そのものではない、雲や大気の状態です。

これは人生そのものにもいえます。

今、自分がどのような苦境に立っているとしてもです。

人によっては、

大きな病気を患っているかもしれない。
仕事上の苦難に陥っているかもしれない。
金銭的な問題や、家族、夫婦の問題を抱えているかもしれない。

それでも、社長である顕在意識まで不安や恐怖に飲み込まれてしまったら、潜在意識はうまく働けません。

だから、積極的な心を持ち、潜在意識をモチベートしてい。99人の社員が気持ちよく働けるような心の状態をつくる。

それが社長である顕在意識の仕事として、重要なのではないかと思っています。

AI時代に、自分の仕事がなくなるかもしれない


例えば、これからAIによって、さまざまな仕事がなくなると言われています。

私自身も、それに対して率直に言って恐怖を感じています。

私は長年、プレゼン資料を作る仕事をしてきました。

しかし今では、AIを使えば、格好いいデザインやスライドを一瞬で作れるようになってきています。

現在は画像として生成されるものも多いですが、これが自由に編集できるPowerPointのスライドになるのは、時間の問題だと思っています。

そう考えると、当然、不安になります。

自分の仕事はこれからどうなるのか。プレゼン資料を作る人間は必要なくなるのではないか。これまで身につけてきたスキルは、価値を失うのではないか。

ただ、少し開き直った言い方をすると、

「そんなの、俺の仕事じゃねえよ」

とも思っています。笑

それを考えるのは、現場の経営企画や各部門の取締役にあたる潜在意識の仕事です。

私が社長としてやるべきなのは、まず、自分がどこへ向かいたいのかという大きなゴールを決めることです。そのゴールと、判断するために必要な情報を潜在意識にインプットしておく。

そうすれば、潜在意識の中にいる経営企画や営業、商品開発などの部門が共同で働き、新しい方向性を考えて、私のところへ上げてきてくれる。

私は、そこから出てきたアイデアを見た上で、社長として「この方向で行こう」と決断すればいい。

それが、顕在意識としての「私」の仕事だと思っています。

一日一日の潜在意識の状態を良くする


その意味で、日々の気分を良い状態に保つことは、かなり重要です。

人生は、どこまでいっても一日一日の積み重ねです。

未来のことを不安に思いながら、顕在意識だけで何とか答えを出そうとするのではなく、まずは今日一日を気分よく過ごす。

潜在意識の状態をより良いものにして、一日を終えた時に「今日は充実していたな」と感じられるように生きる。

その中から、より良いアイデアや、今の自分には思いつかないような新しい方向性を、潜在意識が考えてくれるのではないかと思っています。

このブログも、何も決めずに話し始めた


この考え方は、さまざまな仕事に応用できます。

例えば、今こうして書いているブログもそうです。実はこの記事は、最初から内容や構成を決めて書き始めたわけではありません。

「今日は潜在意識の仕事について話してみよう」

最初に決まっていたのは、それくらいです。ちなみに私は今、パソコンの前で文章を打っているのではありません。

散歩をしながら、音声で話しています。

話した内容を文字に起こして、AIに誤字や脱字、音声認識の誤変換を直してもらい、ブログとして読める形に整えてもらっています。

話し始めた段階では、この記事がどのような展開になり、どこへ着地するのかは決まっていませんでした。

歩きながら、その場で思いついたことを話しています。

私の感覚としては、自分の口が勝手に話を進めていて、社長である顕在意識は、それを少し上空から観察しているような感じです。

「なるほど。今日はそういう話になるのか」

そんなふうに、自分が話している内容を眺めています。これも、潜在意識に仕事を任せている状態だと思います。

プレゼン資料は、潜在意識の中で熟成させる


私はプレゼン資料を作る時も、自分の顕在意識だけで頑張って考えようとはしません。

まず、必要な情報を潜在意識にインプットします。

どのようなテーマのプレゼン資料なのか。何枚くらい必要なのか。このプレゼンの目的は何なのか。注意すべきことは何なのか。

その会社はどのような会社なのか。商品にはどのような特徴があるのか。価格はいくらなのか。強みは何なのか。

必要な情報を一通りインプットしたら、すぐに答えを出そうとせず、少し時間を置きます。

潜在意識に料理させるというか、調理させるというか、熟成させるような感覚です。

すると、勝手にアイデアが練り上がり、少しずつ形を持ってきます。

そして突然、

「ああ、こういうプレゼン資料にすればいいのか」
「全体の構成はこれだ」
「デザインはこれでいこう」

というアイデアが出てきます。

私はこれを「小人の靴屋さん理論」と呼んでいます。

自分が別のことをしている間にも、潜在意識の中にいる小人たちが仕事を続け、必要なものを作ってくれる。このやり方をすると、本当に仕事がスムーズに、効率よく進みます。

しかも、顕在意識を使って必死に頑張り、パソコンの前で長時間考えて作ったものよりも、クオリティーの高いものが出てくることが圧倒的に多いです。

だから私は、潜在意識を使って頑張ろうとは考えていません。

社長である顕在意識が方向性を決め、必要な情報を渡し、あとは99人の社員である潜在意識に、気持ちよく働いてもらう。

そのような意識で仕事をしています。

もし、あなたが今、頑張っているのに結果がでない、良い方向性に進んでいる気がしない、などがあるようでしたら、それは顕在意識を使って頑張りすぎなのかもしれません。

100人の会社で、社長が独りで孤軍奮闘してもうまくいきません。
99人の社員(潜在意識)の力を借りた方が絶対にうまくいきます。

過去を振り返ってみて、人生がうまくいっていた時って、頑張ろうとか、意識的にやろうとかいう感覚が少なかったんじゃないかと思います。

「その感覚」を思いだし、また意識的に活用できるようにすることはすごい価値のあるマインドの使い方だと思います。

今日はそのあたりを私なりに言語化してみました。

何かのヒントになるものがあれば幸いです。


ぷれぜん仙人



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