♯005 やらなかったことの成果とは?

♯005 やらなかったことの成果とは?

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僕の好きな言葉に「やったこともやらなかったことも、いずれすべて自分に返ってくる」というものがあります。
どういう点がいいなと思うかと言うと、やったことに対する成果は、みんな素直に受け取る、お金と時間をかけて苦労したことに対する成果は喜んで受け取ると思うが、やらなかったことに関する成果もあって、それもちゃんと受け止めなければいけないと思います。

例えば、子どもがいて子育てをするという時に、夫が働きを続けて、妻が育休を取るなりしてお子さんの面倒を見る、復帰後も学校の行事などは妻が対応して、夫は仕事を優先する、というパターンはあると思います。
そうなったときに、子どもからしてみれば、一緒にいる時間や会話をする時間が長い母親の方に関心が行き、父親への関心が薄れていくことになるのは当然の流れかと思います。夫は自分は仕事を頑張って、子供の面倒は妻にしてもらうという選択をし、結果、子どもの関心が薄れて、子どもとの会話の仕方が分からない、接し方が分からないと悩まれることもあると思いますが、それは、その方が選択した結果のある意味「成果」であり、その成果は真摯に受け止めないといけないと思います。

企業でも同じようなことが言えて、組織体制を強化する、というのが存続していくうえで大事になりますが、それに注力しすぎると事業自体が疎かになって業績が保てないとなった時に、事業に注力するとします。そのおかげである程度成果が上がったで喜ぶのはいいですが、逆に、組織の強化というところはひとまず置いておくという選択をし、その結果、組織内の意思疎通や社員の意識やモチベーションは低下した、となった場合、そういう選択をしたわけで、選択した成果として受け取るはめになります。それを、社員のここが頑張ればなんとかなったはずだ、というのは責任転嫁にしかなりません。

ですので、そういうやらなかったことに対する成果を受け取りたくなければ、やる選択をしないといけないですし、やるためには自分だけで頑張るのは難しいので、協力をしてもらうというのが必要になりますが、やらなかったときの成果がどうなるのかを意識するのも大切だと思います。

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