🌕望月の夜に──会えたのに、届かなかった気持ちへ

記事
占い
明日は満月。
 古くから日本では、この夜の月を「望月(もちづき)」と呼んできました。
 すべてが満ちた夜の光――
 けれど、6月の空はどこか曇りがち。
 せっかくの光も、雲にかくれてしまうことがあります。

それはまるで、
ようやく会えたはずの誰かの心が、また遠のいてしまったような。

2024年に放送された大河ドラマ『光る君へ』でも注目を集めた、紫式部。
 その彼女が残した和歌の中に、今の季節にそっと寄り添うような一首があります。

めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに
 雲がくれにし 夜半の月かな
 ―― 紫式部(小倉百人一首 第五七番)

やっと出会えたと思ったのに、
 それが本当にあの人だったのかも確かめられないうちに、
 ふっと、月が雲に隠れてしまった――

出会いの奇跡と、別れの唐突さ。
 言葉にできない気持ちが、わずか三十一音に込められています。

恋だけでなく、人の心の距離というのは、
 ときどき“月”のように、見えるときと見えないときがあります。

「心が通じたはずなのに」 
「この関係、もう終わってしまったの?」 
「自分だけが立ち止まってる気がする」

そんな想いが浮かぶ夜は、
 どうかすぐに答えを出そうとしないでください。

今夜、月が見えないのは、
 あなたのせいではありません。
 ただ、雲が出ているだけ――
 それでも、満月はちゃんと空にあるのです。

そして、思い出してください。
 満月は、“光のピーク”であると同時に、“手放しのタイミング”でもあります。
 でも、「手放す」というのは、あきらめることではありません。

それは、今はもう抱えきれなくなった気持ちを、
 ひとまず外に置いてあげること。
 無理に答えを出す代わりに、
 その想いに「ありがとう」と名前をつけて、そっと送り出してみること。

それだけで、心はすこしだけ、静かになります。

たとえ今は、相手の気持ちが見えなくても。
 あなたがあなたのままでいれば、
 雲の向こうの月のように、静かに照らしてくれるものが、
 きっとあります。

🕊今夜のおすすめ
 🔹連絡が来ない理由をカードで占います

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら