36歳の挑戦:英語ゼロから始めて年収も人生も変わった話

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マネー・副業
私は英会話が必須のプロジェクトに参画して1.5年になり、今ではアメリカ・シンガポールのチームとシステムに関する打ち合わせが行えるくらいの英語力があります。

純ジャパ(留学経験なし)で、36歳から本格的に英会話の勉強を開始しました。

今回は、若くない私がどうやって英語力を身につけ、英語案件に参画し、仕事や人生がどう変わったかをお伝えします。

第1章:英語が全く聞き取れない地獄の3ヶ月

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2022年8月、私はオンライン英会話「Rarejob」を選び、英語学習を始めました。

動機は、
「キャリアの壁を感じていた」
「希少性のあるスキルを身につけたかった」
あと一番大きいのは
「英語が話せるとカッコいいから」です。ミーハーな動機でした。

最初は毎日1時間、1日2コマから始めました。

それがストレスがない範囲内で頑張れると思ったからです。いきなり気合を入れて勉強というよりは「とりあえず英語を勉強始めてみるか」という熱量でした。
TOEIC600点程度の英語力でしたが、実践では全く会話することができず、レッスン中に涙することがありました。

言いたいことがあっても相当崩れた英語(要はカタコト)だったり、講師が聞き取れない事が度々ありました。

例えば日英での発音の違いに悩みました。「アルコール」は発音は「alchol(アルコホール)だったり、アジアは「Asia(エイジア)」だったりして通じませんし、聞き取れませんでした。簡単な単語でコレなので、他の単語は尚更わからりませんでした。

しかし思ったより英語の勉強が楽しかった事もあり2ヶ月目からは1日2時間に拡大しました。

学習はオンライン英会話のRarejobを選びました。同僚が使っていたからです。教材を何周もしながら、少しずつ「聞いたことがある」単語やフレーズが増えてきました。

繰り返しやる中で、英語は才能ではなく、"やったかどうか"の差だと実感したのは3〜4ヶ月目のことです。この時点でもカタコトなので英会話のレベルとは言えませんでした。英語学習100時間を超えたあたりです。

このあたりで「◯ヶ月勉強してTOEIC800点」などのキャッチフレーズをSNSで目にしたらムカつくのでSNSで見ないようにしてました。継続のモチベに関わるからです。

ただ6ヶ月目に入り、オンラインレッスンにある教材を何周するのも飽きてきて、自分でアメリカの小学生が選びそうな教材を選んだり、CNNで好きなトピックを選んで会話に活用してきました。

「継続するが秘訣」だと思っていたので、飽きないように工夫していました。
英語の音楽を聞いたり、英語の映画を見たり様々な角度から勉強してみました。

後から振り返ると映画の英語はスラングすぎてビジネス英会話で通じなかったのですが、飽きないための手段としてはかなり有効だったと思います。

第2章:英語の仕事をゲットするまでの階段

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学習開始から1年、600時間を超えた頃に飽きが来ました。
「何となく英会話できるようになったけど、次に何をすべきか?」
「趣味に1年600時間は多すぎるかな、他の事をやった方が良いのかな・」といった感じです。
かといっていきなり英語のプロジェクトに応募するほどの勇気がありません。

「みんなペラペラじゃないの?」
「全く歯が立たなかったら自分の1年の努力が無に帰す。立ち直れないのでは?」

様々な事が頭に浮かんで動けませんでした。

そこで始めたのが、外国人観光客を案内するアルバイト。
時給1,500円で週1-2回ほど羽田空港でバイトです。このくらいの内容なら仮に失敗しても大きな影響はないと考えたからです。

2023年9月のことでした。

空港で英語で出迎えるという何とも華やかな世界。
初めての日本を観光する外国人を迎える事は何とも刺激的でありました。

ただバイトして3ヶ月目、英語学習を始めて1年、バイト1日4〜5時間の中で30分程度しか会話の機会がないことにやや痺れを切らしてきました。

時間効率の悪さから限界を感じ、英語案件を自分で探し始めます。所属会社の営業に聞いたところ「英語案件は現状ない」との回答があったからです。自分で動かざるを得ませんでした。

Google「英語 業務委託」で検索し、indeedなどで片っ端から応募。
その結果、何度か面接に落ちた結果、2023年12月、念願の英語案件に参画することができました。

第3章:案件にアサインされて気づいた“何も分からない現実”

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2024年1月、初めての英語会議に参加。
日本人5人+アメリカ人5人。
アメリカ人が英語話してる・・・・と思ったら何と日本人が司会でした。
聞いたら幼少期をアメリカで過ごしたネイティブ。

どちらかというと日本語より英語の方が得意な人でした。

1%もわからない会議、まくしたてるような圧倒的な速度で進む会議。

アメリカ人「gotcha」
阿部「(ガチャ?ガチャとは?)」
ってな感じで何もわからない初月が終わりました。

全く会議が理解できるような糸口はなく、ただただ徒労感でいっぱいです。
そうはいっても仕事は続きます。

幸い、日本人チームのサポートに恵まれ、2ヶ月目からは補助付きでアジアチームとの会議の司会をしました。東南アジアの同僚はこれまたかなりブロークンな英語、発音もアクセントが強く、良くも悪くも「母国語ではない英語」に安心したものです。

時々、双方が意味がわからず沈黙もありましたが、一回場数を踏んだことはだいぶ自信になりました。

6ヶ月目からはアメリカチームとの会議の司会も担当するようになりました。初めてのアメリカとの会議は心臓が飛び出そうなくらい近況した記憶があります。会議で話す英語のすべてを台本で作り臨みました。

第4章:6ヶ月目に訪れた転機:英語が“通じる”ようになった瞬間

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6ヶ月経った頃、英語が得意だったリーダーが異動。
結果、私の英語力がチーム内で相対的に高くなり、会議で英語を話す比重が増加しました。

私は海外チームに所属していましたが、そもそも英語が話せる人は2-3人だけで他は"聞き専"といった方々でした。また"聞き専"の方々はあまり英語を理解していない、とのことでした。

頼る人のいない会議は最初は緊張しましたが、週1回のアメリカ会議を通じて慣れていきました。8ヶ月目には、台本なしでも議事を進行できるまでに成長。たどたどしい英語でも業務に支障のないレベルに達しました。

ここで思うのは場数がすべてだと思います。

通じない英語も復習しながら、時にはオンラインレッスンでプレゼンの練習をすることでできる限りの事をすればついていけます。

アメリカ人も上記のようにアメリカに住んだ事がある日本人でネイティブなら早く話しますが、こちらの英語力が怪しい場合はかなり簡単な英単語を選んでくれる場合があります(そもそもそうしてくれないアメリカ人もいますが)

第5章:希少性が武器になる:単価が上がり、働き方が変わった

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1年が経った頃、プロジェクトを離れようと思いました。単価も含めて所属会社の意向もあり、継続が難しかったからです。

そして次の案件を探していた矢先、引き止め条件として単価が大幅アップ。

引き止められた理由は
「英語話せる人はすぐ見つからないので、お願いだから残って欲しい」
とのお話でした。
「自分で営業してきた案件で、満足の行く仕事、満足のいく給料が得られる」
これは私の人生の中でターニングポイントでした。

このあたりで所属会社にいる意味が薄れたように思います。案件は所属会社に依存してきましたが、依存しない働き方が見えてきたからです。

その頃、2024年12月、ANAマイルが貯まり、偶然ニューヨーク行きの特典航空券が空いており、年末に妻とアメリカ旅行を決行。
個人旅行でアメリカを満喫しました。

英語ネイティブではないですが、さすがに旅行では困らないレベルだったのでより楽しめたと思います。
(観光スポットの予約をしてくれたのは全部妻でしたが)
自由の女神を眼の前にして、
「あぁ、自分の人生は自由に決めるべきだよな。」
と思って退職を決意、帰国後2日目で会社へ辞意を伝えました。

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終章:英語は“人生の再起動ボタン”だった

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英語を学んだことは、単にスキル習得にとどまらず、
自分のキャリアを自分で切り開く力を与えてくれました。

職種によりますが、英語の仕事は思ったほど需要が大きくなければ、供給も大きくないというのが私の感想です。自分で英語案件を探す必要があり、よほど英語に特化した会社でない限りは中々引き当てられないからです。
上記は2025年6月現在、練習がてらに英語案件に応募しまくっている私の経験でもあります。

需要という意味ではエンジニアの方が募集枠の絶対数は圧倒的に大きいです。
しかしながら英会話ができる人は希少性があり、次の候補者も見つかりにくい事からかなり重宝してくれます。

日本人でシステムに詳しい人はそれなりの人数がいますが、システムが詳しくて英会話ができる人は一気にその人数が落ちます。

私にこの希少性がなければ単価交渉も含めて働き方を選べなかったでしょう。
※幸か不幸か外国人はテキトーなので工数が読みにくく、日本人のようにキッチリ3ヶ月後で終わりってことがしにくい

AIが発達している今、同時翻訳などもありますが使ってみた限り、簡単な英会話なら使えますがビジネスとしては使い物にならないというのが私の印象です。

感覚値であと最低5年は英会話ができる人は重宝されることでしょう。

働いていると眼の前の事、周囲の差に敏感です。サーバーサイトならサーバーサイドの技術に目がいきがちです。

しかし、英語という全く違う分野での技術は「できるorできないというより、そもそもできる人がいない」という分野を開拓するのも良い選択肢かと思います。

気軽に相談に乗って欲しいというコメントがあったので自分のサービスを貼っておきます。興味ある方はご相談ください。

それでは、また。

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