こんにちは、13年間保育士をしてきましたかっぱママです。
私は毒親に虐待を受けて育ち、16歳で摂食障害と双極性障害になり、15年もの間苦しんできましたが、今は回復し、摂食障害は完治しました。
今回は、毒親の話をしたいと思います。
毒親に育てられていた時の母の日
5/11は母の日でしたね。
母の日というのは、夫と出会うまでは毎年やってくることが苦痛でなりませんでした。
というのも、毒親に育てられた中で、母の日が良い日だと思ったことがあまりなかったからです。
私が小学4年生、弟が小学1年生の時の母の日の話をしたいと思います。
毎月500円もらっているお小遣いを貯めて、洋服屋さんに、母の日のプレゼントを買いに行きました。
二人のお小遣いを合わせて、母の好きな黄色のシャツを一枚買いました。
これを買ったら怒られるんじゃないか、気に入らないんじゃないか、安すぎるんじゃないか、と選んでいる時もとても不安でいっぱいでしたが、なんとか買うことができました。
そしてその日の夜、いよいよ母親にプレゼントをあげる時刻となりました。
私はドキドキして、でも、きっと喜んでくれる、大丈夫だと言い聞かせて、二人でプレゼントを渡しました。
母親はプレゼントを開けるなり、
「何これ!?何でこんなもん買ってきたの?!もったいない!!あんたたちバカじゃないの?!」
そう言い放ちました。
私達は、がっくりと肩を落としました。
「ごめんなさい」
そういうのがやっとでした。
それから、その洋服は一度も母親に着られることはありませんでした。
「ありがとう」「嬉しいよ」
そんな言葉を期待していた自分が情けなくなりました。
でも、その時も私は自分が悪い事をしてしまって申し訳ないという気持ちになったのです。
今考えれば、どう見ても母親が酷いなと思います。
「そんなものを買うなら、自分達の好きなものを買いなさい」
もしかしたら、そういう意味だったのかもしれませんが、そうだったとしても子供には全く伝わってはいませんでした。
私はその時「私がお母さんになった時に、子供にプレゼントをもらったら、それがたとえどんな物でも、ありがとうと沢山お礼を言って喜んでいることを伝えよう」
そう心に誓いました。
毒親達のそのような行動は私にとっては全て、反面教師となり、学びにはなりました。
でも、子供だった私の心の傷はどんどん深くなって行きました。
それから、次の年、何をあげても怒られるなら、何もあげない方が良いのかもしれないと思い、母の日だということは知っていたものの、何もあげませんでした。
すると、「今日は母の日なのに!!何もないの!?」と怒られました。
やっぱり、母の日には何かあげなければならないのか・・・・。とその時に感じ、
それ以来、毎年何かをあげなければならないけれど、怒られるだろうと予想しながら、
準備をしなければならなくなりました。
手紙や絵などもいつもプレゼントしていましたが、喜ばれることは少なかったと思います。
母親は私の絵にもいつもどこかしらケチをつけていて、母親のイラストを描いても、
「こんな漫画みたいな絵を描くんじゃない」と言われました。
よく小学生の女の子が描きたがるような、可愛い感じの少女漫画風の絵を描くことは我が家では禁止されていました。
しかし、どのように描けば母の理想の絵になるのかがわからず、私は絵を描くことが大好きだったのですが、人物を描くことが非常に苦手になってしまいました。
友達が少女漫画風の可愛いイラストを描いているのを見ては、うらやましいと思うようになっていました。
しかしある時、友達のお姉さんが遊びに来る事があり、描いてくれた少女漫画風の絵を見て、やはりどうしても描きたいと思ってしまい、描いていると、母親に見つかってしまい、
「そんな人の絵を見て真似して、バカじゃないの?!」と怒鳴られました。
その時に、「もう二度とこういう絵は描かない」と心に誓いました。
そしてまた、「私がお母さんになったら、子供がどんな絵を描いていても、褒めてあげよう。自分が好きな絵を好きなだけ描いて良いからね、と伝えよう」
そう反面教師にして乗り越えました。と、同時にやはり私の心にはどんどん傷はついていったのでした。
自分が母親になってからの母の日
自分が母親になってからは、夫が毎年考えてくれて、プレゼントをくれます。
「いつもありがとう。お疲れさま」そんな言葉もかけてくれます。
長男が絵を描けるようになると、絵をプレゼントしてくれたり、字を書けるようになると手紙もプレゼントしてくれます。
子供が産まれてから思うのは、たとえどんなものでも、ものすごく嬉しいということです。
次男が最近よく、道端の雑草を採ってきて「はい!ママ!あげる!」とニコニコの笑顔で渡してきてくれるのですが、それがとても嬉しくてたまりません。
「わぁ!ありがとう!嬉しいなぁ!」と笑顔で応えると、とても嬉しそうにしています。
母親がお礼を言わなかったり、褒めなかったことに対して、理解はできなかったのですが、本当は嬉しかったけれど素直になれず、酷い言葉をかけてしまったのではないか?と、今では少し感じられるようになりました。
実際のところはどうなのかはわかりませんが・・・(笑)
今年の母の日は、子供達が体調が悪くなり、熱を出してしまったので、体調が悪い日の普段通りの一日になるなと思っていましたが、
「ちょっとスーパーに行ってくる」と夫が出て行き、その時にお花を買ってきてくれたようで、
長男が「ママありがとう!これからも頑張ってね!」と、お花を渡してくれました。
こんな時でも母の日をなんとかお祝いしようとしてくれた夫や子供達に、とても感謝の気持ちでいっぱいになりました。
沢山ハグをして、「ありがとう!大好きだよ!」と伝えました。
昔は大嫌いだった母の日ですが、今では大好きな母の日に変わりました。
死ぬほど苦しい日々を生きてきましたし、何度も死のうとしましたが、今ここに生きていることができて、本当に良かったと心から思います。
何とか頑張って生きていたからこそ、今、この幸せを手に入れることができました。
毒親に苦しんでいた、あの頃の自分に「大丈夫だよ。必ず幸せな日々が訪れるから。もう少しの辛抱だよ」と伝えてあげたいなぁ・・・とよく思います。