答えを探し続けていた

答えを探し続けていた

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答えを外に探し続けていた

「私のことを、誰か説明してほしい」

「正解を教えてほしい」

思い返せば、

私はずっと、

そう願っていたのかもしれません。

私はどういう人なのか。

何が向いているのか。

何を選べば幸せになれるのか。

なぜ、みんなと同じようにできないのか。

自分では分からないから、

誰かに教えてほしかった。

「あなたは、こうしたらいいですよ」

そう言ってもらえたら、

自分のことが分かる気がしていたのです。

誰かの言葉に、安心したかった


本を読んだり、

診断を受けたり、

誰かに相談したり。

自分に当てはまる言葉を見つけると、

少し安心しました。

「だから私は、こうだったんだ」

「私がおかしいわけではなかったんだ」

そう思える説明を、

ずっと探していたのだと思います。

けれど、

その言葉に納得しても、

しばらくすると、

また自分が分からなくなる。

一つの答えを見つけても、

「本当にこれで合っているのかな」

と不安になる。

そしてまた、

もっと自分を説明してくれる何かを、

探しに行きました。

「自分では分からない」が強くなっていった


誰かの言葉によって、

自分では気づけなかったことが、

見えることもあります。

人から教えてもらうことが、

悪いわけではありません。

けれど私は、

いつの間にか、

自分を知るためのヒントではなく、

自分の代わりに答えを出してくれるものを、

探すようになっていました。

誰かに、

「こちらが合っている」

と言われたら、

きっと安心できる。

迷わずに進める。

そう思っていたのです。

でも、


あれ?
ちょっと待って。

誰かに言われた道で、
私は本当に満足できるのだろうか。

それでは、
人に言われた通りの道を
進むだけになってしまう。

誰かが出してくれた答えが、
どれだけ正しそうに見えても、

その道を生きるのは、
私自身なのに。


私はずっと、
誰かに自分を教えてもらおうとしていました。

でも、
そもそも、

私が生きる道は、
本当は私が知っている。

それは、
はっきりした言葉ではなく、

なんとなく気になる。
なぜか心が軽くなる。
こちらへ進みたい気がする。

そんな小さな感覚として、
ずっと私の中にあったのだと思います。

誰かの答えを探すことよりも、
自分の中にある感覚を、
もう一度信じること。

私に必要だったのは、
正しい道を教えてもらうことではなく、

自分が知っていた道を、
思い出すことだったのかもしれません。




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