ネットで気になる物件を見つけ、ワクワクしながら内覧へ――。でも、一歩足を踏み入れた瞬間、「あれ? 写真と全然違う……」と、戸惑った経験はありませんか?
私も最近気づいたのです。写真に「加工済み現地優先」という注意書きがあることに……。
実は、不動産ポータルサイトに掲載されている写真の中には、画像処理技術を駆使して、実際より好感が持てる仕上がりに寄せているケースがあるのです。
まぁ言ってみれば、プリクラで盛った写真(もう死語ですかね💦)みたいに……ってことです。
巧妙すぎる画像加工と、内覧で直面する「リアルな現場」
例えば、薄暗い部屋をまるで南向きのように明るく見せたり、生活感あふれる家具や荷物をデジタル上で綺麗に消し去ったりすることは、今や珍しくありません。中には加工が行き過ぎて、壁の位置や部屋の広さが、間取図面と整合性が取れてない!なんてことも。
さらに、実際に内覧に行ってみると、写真には写っていなかった荷物が溢れんばかりで、部屋の奥まで進むことすらできない……というリアルな現場もあったりするんです。
ここで、居住中物件の内覧を控えた買主さんに、プロのバイヤーズエージェント(買主側専門仲介会社)としてお伝えしたい大切な心構えがあります。それは、「そもそも、人が今まさに暮らしている家は、生活感があって当然(汚くて当たり前)」ということです。
最初からその前提を持たずに内覧へ行くと、目に入ってきた荷物の多さや、設備機器の古さや汚さという表面的な印象だけで嫌悪感を抱いてしまいがちです。その結果、せっかくこれまで時間をかけて検討してきた「立地の良さ」や「周辺の生活環境」という大きなプラス面まで、すべて感情的に否定してしまうことになりかねません。これは非常にもったいないことです。
「変えられない立地」と「再生できる建物」を別々に考える
内覧は、物件選びの最後のステップで、とても重要なものです。ネット写真とのギャップに一喜一憂することなく、フラットな視点で現状を捉え、これからの暮らしを想像しながら感じることが大切なのです。
目の前にある生活感は、売主さんが荷物と共に退去すればなくなります。内装の汚れや古い設備機器は、リフォームやハウスクリーニングで再生できます。
自分の力では変えられない「立地や生活環境」を厳しくチェックしてここまで来たのなら、リフォームで何とでもなる「建物の内装や設備機器」については、予算内で納得できる仕上がりになりそうか、その一点を検討するべきなのです。
ネットの写真だけでは、リフォームの規模感まではつかめません。だからこそ、建築のプロでもある私たちのような仲介会社と一緒に内覧に臨み、予算と再生のバランスを冷静に天秤にかける必要があります。この「引き算と足し算の思考」こそが、中古物件選びを成功させる鍵なのです。
今までとこれから…。売主さんの背景にも心を寄せてみて
ネットの「美顔フィルター写真」に騙されず、かといって現地の「生活感」に怯まず、どうかフラットな気持ちで、その家が持つ本当のポテンシャルを見極めることに最後の力を注いでみてください。
最後に、もうひとつ。
売主さんにも売却する事情があります。家のことに構う時間や精神的余裕がないのかもしれません。その辺を少し気遣うだけでも、驚くほどフラットな視点に立ち戻れるものですよ!(^^)!
。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*+.。.:*・゚
不動産/いえあーる【福岡の中古住宅相談窓口】
いえあーるは買主支援に特化したバイヤーズエージェント
宅建士、建築士、FP技能士という3つの資格を活かしながらあなたのマイホーム購入が成功するように、全力でサポートするのが私たちの仕事です。
購入(相談)対象は、中古マンションでも中古戸建でも何でもOK!
まずは対面相談で、あなたの話をじっくり聴かせて下さいね☺️