大学入試小論文解答例10

大学入試小論文解答例10

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みなさんこんにちはnobu974です。今回のテーマはメディア論です。これは2015年に書いたものですが、今の時代でも十分に通用する考え方だと思います。インターネットの広がりと価値観の多様化というテーマもいまさらという感じもしますが、ありきたりなテーマに対してまずは基本的な考え方を理解した上で、試験では自分なりに少しアレンジした答案を作れれば、他の受験生とは違う独自性のあるものになるでしょう。

題「インターネットの広がりと価値観の多様化について」(情報系)

 1980年代以前までの情報伝達媒体はテレビ・雑誌・本などが中心だった。これらには一方的に情報を発信するという特徴がある。したがって、この時代の人々は、個人で不特定多数の他者に向け情報を発信することは殆ど無かっただろう。そして、この情報発信の一方性を原因とし、当時の人々は情報とは与えられ共有するモノと捉える人が多かったのではないか。そこから日本という社会に暮らす人々が似たような価値観を共有していた時代だったのかもしれない。
 しかし、1980年代以降コンピューターが登場し、それに伴いインターネットの利用が一般化する事によって人々の情報に対する見方が大きく変わっている。幾つかある大きな違いの中の一つに、誰もが情報の発信者となり得る、情報の相互性がある。正しい情報も誤った情報も個人が自由に発信し受け取る事ができる現代において、情報とはあらゆる考え方だ、という見解が広がっていると思う。そして、この環境は現代の個人の価値観の多様化に繋がっているのではないか。
 その価値観の多様化から生まれるものは、自分至上主義的な行き過ぎた個人主義だ。しかし、社会の中で一人一人が自分勝手な主張や振る舞いを行ったら、社会は混乱する。このような課題をふまえ、他者と価値観を共有する大切さを再認識した上で、私たちは社会を構成する一員として自覚を持つことが求められる。(567字)


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