求人票を改善しても応募が来ない?見直したい5つのポイントを採用のプロが解説

求人票を改善しても応募が来ない?見直したい5つのポイントを採用のプロが解説

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ビジネス・マーケティング
「求人票を何度も修正しているのに、応募が来ない」
「給与や条件は悪くないと思うのに、求人への反応が少ない」
「どこを直せばいいのかわからず、とりあえず文章だけ書き換えている」

求人票を掲載しても応募が集まらないと、

「もっと魅力的な文章にしなければ」

と考えたくなるかもしれません。

しかし、求人票を改善するときに確認するのは、文章表現だけではありません。

・職種名
・仕事内容
・採用ターゲット
・自社の特徴
・働き方
・募集条件
・使用している求人媒体

こうした要素を一つずつ確認し、

「求職者が求人を見たときに、入社後の仕事を具体的にイメージできる状態になっているか?」

を考えます。

HR業界で20年以上、人事責任者・事業部長として採用に携わってきた経験から、今回は求人票を改善するときに確認したい5つのポイントを解説します。

【30秒でわかる!応募が来ない求人票を改善するときのポイント】

・職種名だけで仕事内容が伝わるか確認する
「営業」「事務」だけでは仕事内容の幅が広すぎます。実際に任せる仕事とのズレがないか確認します。

・仕事内容を「業務一覧」だけで終わらせない
求職者が「入社したら何をするのか」をイメージできる情報まで具体化します。

・会社の強みを抽象的な言葉だけで表現しない
「アットホーム」「働きやすい」ではなく、それを裏付ける実際の制度や職場の事実を伝えます。

📢 監修:KM3 Creative Studio

HR業界20年・人事責任者として採用や求人制作に携わってきた経験をもとに、求人票のどこを確認し、どのように改善するのかを解説します。

■ 私、ケマナラは何者か?なぜ、ココナラにいるのか?

ココナラプロフィール.png

私はこれまで、事業部長、人事責任者としてHR業界を20年経験してきました。

現在は独立し「KM3 Creative Studio」の代表として、採用代行(RPO)や人事コンサルタントとして企業の採用支援を行いながら、現役面接官として採用にも携わっています。

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企業の求人票を確認していると、「もっと魅力的な文章にしたい」という相談を受けることがあります。

しかし、実際に確認すると、文章表現以前の問題が見つかることがあります。

たとえば、

・仕事内容が具体的ではない。
・誰を採用したいのかわからない。
・職種名と実際の仕事内容が合っていない。
・求職者が知りたい情報が不足している。
・会社の特徴が抽象的な言葉だけになっている。

といった状態です。

求人票の改善は「うまい文章を書くこと」だけではありません。

まず、何が求職者へ伝わっていないのかを確認することから始めます。

■ 求人票を改善するポイント①|職種名と実際の仕事は合っていますか?

求人を探すとき、求職者が最初に目にする情報の一つが職種名です。

ところが、

「営業スタッフ」
「事務スタッフ」
「店舗スタッフ」

だけでは、実際の仕事が十分に伝わらないことがあります。

同じ営業でも、

・新規開拓中心。
・既存顧客中心。
・法人営業。
・個人営業。
・内勤中心。
・訪問中心。

では仕事内容が違います。

そこで、

「その職種名を見ただけで、どんな仕事なのか誤解なく伝わるか?」

を確認します。

ただし、求人媒体によって職種名の記載ルールがあります。

検索されやすくするために実態と異なるキーワードを無理に詰め込むのではなく、各媒体の規約を守りながら、実際の仕事内容が伝わる表現にすることが前提です。

■ 求人票を改善するポイント② |「仕事内容」を入社後の行動まで具体化する

たとえば仕事内容に、

「顧客対応」
「電話対応」
「書類作成」

とだけ書かれていたとします。

間違いではありません。

しかし、求職者からすると、

「一日何件くらい対応する?」
「どんな顧客?」
「電話は問い合わせ対応?営業電話?」
「書類は何を作る?」

など、まだわからないことがあります。

そこで、

・誰と仕事をするのか。
・一日に何をするのか。
・入社直後は何を担当するのか。
・慣れたら何を任せるのか。
・困ったとき誰に相談するのか。

といった情報まで確認します。

仕事内容を「作業名」ではなく「働く場面」まで具体化する。

そうすると、求職者が入社後の自分をイメージしやすくなります。

■ 求人票を改善するポイント③ |「アットホーム」「働きやすい」を事実に変える

求人票でよく見るのが、

「アットホームな職場です」
「風通しのいい会社です」
「働きやすい環境です」

という表現です。

これらの言葉自体が悪いわけではありません。

ただ、それだけでは、

「具体的にどういうこと?」

が求職者に伝わりません。

たとえば、

「未経験でも安心」なら、
・入社後にどんな研修があるのか。
・誰が仕事を教えるのか。
・いつごろ独り立ちするのか。

「休みを取りやすい」なら、
・実際の休日制度はどうなっているのか。
・有給休暇の申請方法はどうなっているのか。

「相談しやすい」なら、
・誰に相談できるのか。
・どんな体制なのか。

を確認します。

抽象的な形容詞を、実際に行われている事実へ置き換える。

これだけでも求人票の具体性は変わります。

■ 求人票を改善するポイント④ |「誰に来てほしいのか」をもう一度確認する

求人票を改善するときに忘れてはいけないのが採用ターゲットです。

応募数を増やそうとして、

「未経験歓迎」
「経験不問」
「どなたでも歓迎」

と対象を広げすぎると、実際に採用したい人物像とのズレが生まれることがあります。

そこで、

・入社後に何を任せたい?
・絶対に必要な経験は?
・入社後に教えられることは?
・どんな働き方が合う?
・現在活躍している社員にはどんな特徴がある?

などを整理します。

「応募者を増やす」だけではなく、「自社が採用したい人に情報を届ける」という視点で求人票を見直します。

■ 求人票を改善するポイント⑤|条件や媒体も確認する

ここは非常に重要です。

応募が来ない原因が、求人票の文章とは限りません。

・給与
・勤務地
・勤務時間
・休日
・雇用形態
・必要経験
・求人媒体
・採用市場の状況

など、さまざまな要因が影響します。

そのため、

求人票をリライトすれば必ず応募が増える

とは言えません。

文章を改善する前に、

「募集条件そのものに問題はないか?」
「採用したい人が利用している媒体なのか?」

という点も確認します。

求人票だけに原因を決めつけず、採用活動全体から問題を切り分けることが大切です。

■ 求人票のビフォーアフターは「派手なコピー」ではなく具体性で考える

たとえば、求人票に次のように書かれていたとします。

【改善前】
・営業スタッフ募集
・法人のお客様への営業をお願いします。
・未経験歓迎。
・アットホームで働きやすい職場です。

この文章だけでは、

・どんな商品を扱う?
・新規営業?
・既存顧客?
・一日に何件くらい訪問する?
・未経験者には誰が教える?
・「働きやすい」とは具体的に何?

といったことがわかりません。

そこで、実際の仕事内容をヒアリングします。

【改善イメージ】
・法人のお客様への提案営業
・既存顧客へのフォローを中心に、○○について提案します。
・入社後は先輩社員との同行からスタートし、商品知識や商談の進め方を学びます。
・独り立ち後も、わからないことがあれば○○へ相談できる体制です。

※上記は説明用の架空例です。実際の求人では、その会社で本当に行われている仕事内容・教育体制に合わせて作成します。

重要なのは、

格好いい言葉を追加したのではなく、「求職者が知りたかった具体的な情報」を追加したことです。

■ 「1ヶ所だけ直せば応募が増える」とは限りません

求人票によって問題点は違います。

・職種名を見直した方がいい求人もあります。
・仕事内容を具体化した方がいい求人もあります。
・給与や勤務条件を市場と比較する必要がある求人もあります。
・採用ターゲットそのものを見直した方がいいケースもあります。

だから私は、

「この一文を変えれば必ず応募が増えます」

とは考えません。

その求人票のどこで求職者に情報が伝わっていないのかを確認し、必要な場所を改善する。

これが基本です。

■ 自分で求人票を改善するときのチェック項目

現在掲載している求人票を開いて、次の項目を確認してみてください。

・職種名から実際の仕事内容をイメージできるか
・仕事内容が作業名の羅列だけになっていないか
・入社後の働き方を想像できる情報があるか
・「アットホーム」「やりがい」など抽象的な言葉だけになっていないか
・採用したい人物像と求人内容が一致しているか
・必要以上に応募条件を広げたり狭めたりしていないか
・募集条件に競合求人との大きなズレがないか
・採用ターゲットと利用媒体が合っているか

いくつか気になるところがあれば、そこから順番に確認してみてください。

■ 求人票を直すべきか、採用全体を見直すべきか

現在の課題によって、必要な対応は変わります。

求人票はあるが、仕事内容や魅力が伝わっていない
→ 求人票のリライト。

求人票をゼロから作る必要がある
→ ヒアリングから求人票を新規作成。

誰を採用するか、どの媒体を使うかも決まっていない
→ 採用相談から整理。

求人作成・応募者対応・スカウトなどを社内で回せない
→ 採用代行(RPO)も選択肢。

「応募が来ない」という同じ悩みでも、必要な解決策は会社によって違います。

■ 求人票を何度直しても応募が来ないときは

自社で何度も求人票を修正していると、

どこが問題なのか。
何を残すべきなのか。
何を変えるべきなのか。

がわからなくなることがあります。
そんなときは、

「文章を書き直す」前に「現在の求人票のどこに課題があるのか」を確認する
ところから始めてください。

改善する場所が明確になれば、すべてを書き換える必要がない場合もあります。


【現在の求人票を改善したい方へ】
「求人票はすでにある」
「募集条件も決まっている」
「でも応募が来ない」
「どこを直せばいいのかわからない」
という場合は、現在の求人票を確認し、改善が必要な部分を整理してリライトします。


【求人票だけが原因なのかわからない方へ】
「媒体が悪いのか?」
「条件が悪いのか?」
「採用ターゲットが悪いのか?」
「求人票を直せばいいのか?」
といった段階なら、採用活動全体から問題を整理します。

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📢 ケマナラからのメッセージ by KM3 Creative Studio

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「一人でぐるぐる悩む時間は、もうおしまい。『安心』に変えて、一緒に次の一歩を考えませんか?」

最後までお読みいただきありがとうございます。

20年の人事・採用経験をもとに、求人票の文章だけをきれいにするのではなく、現在の求人で「何が伝わっていないのか」を確認し、必要な部分から一緒に整理します。

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