「仕事が嫌いというほどではない」
「生活できないほど困っているわけでもない」
「でも、この仕事をあと10年続けている自分が、どうしても想像できない」
そんな気持ちになることがあります。
明確な不満があるなら、転職しようと思えるのかもしれません。
ところが実際には、
「そこまで嫌ではない」
「辞めるほどでもない」
「今さら別の仕事なんてできるのだろうか」
そんな中途半端な気持ちのほうが、人を長く立ち止まらせます。
そして気づけば、何年も同じ場所にいる。
でも私は、「このままでいいのかな」という小さな違和感は、案外大切なものだと思っています。
それは、今の仕事が間違っているという意味ではありません。
これまで自分に合っていた働き方と、これから自分が望む生き方が、少しずつズレ始めているサインなのかもしれません。
■キャリア転換は「全部捨てること」ではない
キャリア転換という言葉を聞くと、
会社を辞める。
まったく違う業界へ行く。
資格を取ってゼロからやり直す。
そんな大きな決断を想像する人も多いと思います。
でも、必ずしもそうではありません。
今まで培ってきた経験を生かして、仕事内容だけを変えることもあります。
会社員を続けながら、副業を始めることもあります。
管理する側から、人を支援したり教えたりする仕事へ移ることもあります。
働く時間を減らして、自分の生活を大切にする方向へ変えることだって、立派なキャリア転換です。
大切なのは、
「何の仕事をするか」
だけではなく、
「これから、どんな毎日を送りたいのか」
を考えることです。
20代のころは、収入や肩書きが大切だった。
30代、40代では、家庭や子育てを優先してきた。
そして50代を前にして、
「これからは、自分の時間も大切にしたい」
と思う。
それは、とても自然な変化です。
人が変われば、仕事に求めるものも変わります。
昔選んだ仕事が今の自分に合わなくなったとしても、それは失敗ではありません。
■「やりたい仕事」が分からなくても大丈夫
キャリアについて考え始めると、よく出てくるのが、
「やりたいことが分かりません」
という悩みです。
これも珍しいことではありません。
むしろ、長く会社員を続けてきた人ほど、自分が何をしたいのか分からなくなることがあります。
会社の中では、
求められる仕事をする。
期待された役割を果たす。
必要なスキルを身につける。
そうやって働いてきたからです。
だから突然、
「あなたは本当は何がしたいですか?」
と聞かれても、答えられない。
そんなとき、無理に「夢」を探さなくてもいいと思います。
私はむしろ、
「もう、これはやりたくない」
から考えてみることをおすすめします。
人間関係に疲れる仕事は避けたい。
毎日決まった時間に出社する生活はもう嫌だ。
数字を追い続ける仕事から離れたい。
逆に、
人に教えることは嫌いではない。
一人で集中して作業する時間は好き。
誰かから相談されると、つい真剣に考えてしまう。
そういう小さなところに、次の仕事のヒントがあります。
「やりたいこと」は突然空から降ってくるものではなく、これまでの人生の中に、すでに材料があることが多いのです。
■キャリア転換には「動く時期」もある
ただし、方向性が見えてきたからといって、すぐに会社を辞めればいいとは限りません。
人生には、
今は準備をする時期。
人脈を広げる時期。
勉強を始める時期。
実際に環境を変える時期。
そんな流れがあります。
焦って動くより、今の仕事を続けながら準備したほうがいいこともあります。
反対に、
「まだ準備が足りない」
と思って何年も動けずにいた人が、思い切って一歩踏み出したことで状況が動き始めることもあります。
キャリア転換で難しいのは、
「何をするか」
だけではなく、
「いつ動くか」
なのだと思います。
■未来を当てるためではなく、選ぶために占いを使う
私は占いを、
「あなたはこの仕事をしなさい」
と人生を決めるものだとは考えていません。
むしろ、
自分にはどんな働き方が合いやすいのか。
どんな能力を持っているのか。
今は攻める時期なのか、準備する時期なのか。
これから数年間、仕事の流れがどう変化していきやすいのか。
そうしたことを知り、自分で選択するための材料として使うものだと思っています。
「このまま今の仕事を続けるべきなのか」
「転職したほうがいいのか」
「副業や独立に向いているのか」
「そもそも自分には、どんな仕事が向いているのか」
一人で考えていると、同じところを何度もぐるぐる回ってしまうことがあります。
そんなときは、自分とは違う角度から人生を眺めてみると、意外な選択肢が見えてくることがあります。
インド占星術を使って、仕事運・転職・適職・人生の転機などを詳しく鑑定しています。
「今すぐ転職するつもりはないけれど、これからの働き方を考えたい」
そんな段階でも大丈夫です。
人生の後半は、これまで積み重ねてきたものを捨ててゼロから始めるのではなく、
「これまでの経験を、これからの自分に合う形へ組み替えていく時間」
なのかもしれません。
あなたの、キャリア転換のお手伝いをします