TypeScriptとは?
JavaScriptを大規模開発でも安全に使えるように生まれたJavaScriptに準拠したプログラム言語。
JavaScriptの言語仕様に完全準拠し、その上で静的型付けという概念を追加したことが大きなメリットとなっている。
これは、下記のような文字列と数値を計算している明らかなバグのあるソースコードでもJavaScriptは実行時にしかエラーを検出できないという問題を改善することに寄与する。
const str_message = "Hello";
console.log(str_message + 1);
TypeScriptの注意点
一つ注意点があるが、TypeScriptで書かれたソースコードはそのままでは、いかなる実行環境でも動作させることができない。
動作させるには、TypeScriptのソースコードをJavaScriptに変換をして実行させる必要がある。
こう聞くとJavaScriptに変換をしなくては動作しないTypeScriptはまるで二度手間なプログラム言語だと感じる方々も多いと思う。
しかしこれはJavaScriptの歴史を紐解くと、謎が解明できる。
なぜTypeScriptが生まれたのか
JavaScriptが誕生した当初は、ウェブサイトに動きをつけたり、フォームのバリデーション(入力値のチェック)のように補助的なスクリプトとして誕生した。
これが様々なウェブサイトで利用されるようになり、大規模プロジェクトのニーズも高くなっていく。
この大規模ニーズを踏まえJavaScriptの新しい言語仕様「ECMAScript4」が誕生したが、政治的な理由により、仕様は破棄されてしまった。
少し時が流れ、進化の止まったJavaScriptが動き始める。
開発者の中で新たなムーブメントが起こったのです。
「JavaScriptの言語仕様を変えるのが難しいなら、開発効率の高いプログラム言語を別で作り、そのソースコードをJavaScriptに変換する技術があれば良いのではないか?」
これがTypeScriptの誕生起源と言われている。
参考サイト
サバイバルTypeScript