今年、53歳になる中年男ですが、一念発起して、漫画・イラストを売ってみようと考えております。
20代の頃、東京で漫画家になろうと、いろんな出版社を回ってみたものの、採用されず、都落ちしたのですが、その後は、地元の広島で働きながら、趣味で漫画を描いて雑誌に投稿したりしておりました。
・・・が、人生そんなに甘くない。
漫画家とは雑誌に掲載されなければ、収入はゼロ。
食っていくためにやっていたバイトが本業になり、時間の空いた時だけ、漫画を描いては友人に見せ、ホームページで公開したりしておりました。
興味のある方は、「小西秀明・漫画」とググって下さい。(私の漫画情報が出てきます。)
雑誌デビューを諦めた私がとった行動は、地域密着型漫画を描くこと。
私は、広島県呉市安浦町で育ち、「ここで体験したことを漫画のネタにすれば、地元の人たちが喜んでくれるのでは?」と思ったわけです。
実際、地元の方に、私の漫画はウケが良いです。(全国区になると、そうはいきませんが・・・)
そんな矢先、職業能力開発校に通えば、IllustratorとPhotoshopを無料で習えるという話を聞き、漫画家やイラストレーターにはなれそうにないし、いっそのことWebデザイナーを目指してみるかと入校。
いざ入校してみると、HTMLやCSSの初歩は理解できたのですが、Jqueryが理解できず挫折。
しかし幸いなことに、IllustratorとPhotoshopの使い方を多少、マスターしていたので、その後、購入したCLIPSTUDIOの使い方が理解できました。(似ているんですよ、操作方法が。)
結局、Webデザイナーにはなれなかったので、パートで縫製の仕事に就いたのですが、ここもやり甲斐を感じられず、1年で退職。
失業保険を貰いながら、暇な時間を利用して、イラストを制作しておりました。
私はまだ趣味程度のレベルなので、料金は格安です。
実際、CLIPSTUDIOの入門書を読んでみると、若い方の絵のクオリティ、凄いですね。(アナログで絵を描いていた昭和世代に、こんな絵は描けません。)
ただ昭和世代をナメてもらっちゃ困るんですね。(我々は「努力と根性の時代」を生き抜いてきた人間ですから、鍛えられているのですよ。)
若い人たちは、働かずに漫画やイラストだけを描いてきたという方が多いと思うのですが、我々の世代は、働きながら描いてきたんです。
だから少々のことでは堪えないですよ。
若い人が、頑張って、1枚イラストを描いている間、私は3枚くらい描いていますからね。
そのくらい作画スピードが違うんです。
ただし、アナログの話ですけどね。
デジタルを使わせると、若い人、信じられない程、上手いですが、「じゃあ、アナログならどう?」ってなことになります。
私、アマチュアですが、アナログでの制作経験は20年以上になります。
よくもまぁ、お金にもならないのに、20年以上も続けたなぁと感心するやら、呆れるやら・・・
神様、手塚治虫先生は、生前15万枚の原稿を描いたと言われておりますが(まぁ、こんなに描いたら過労死するので、私はやりませんが・・・)昭和世代の努力と根性を、若い方も見習ってみてはいかがかと思います。(こういうことを書くと、「老害」と言われるので、これ以上は書きませんが・・・)
さて時代は変わって、働き過ぎに制限がかけられるようになりましたね。
私、今後の人生は、学校の用務員、実務補助をやりながら、ひっそりと自分の漫画やイラストを描き続けようと思っています。
なので、漫画やイラストは副業です。
元々、趣味でやっていたことですが、それが収入に繋がれば、ラッキー。
雑誌デビューは、若くて優秀な漫画家志望の方がたくさんいらっしゃるので、その中で戦いを挑むのは、余程、実力がある人でないと無理だと思います。
まぁ、運良くデビューできても、厳しいスケジュールをこなせずに潰れてしまうかも知れませんし、「売れて人気作家になるだけが幸せか?」と言えば、私はちょっと違うと思うなぁ・・・
これからの時代、趣味も楽しみながら、のんびり自分のライフ・スタイルを充実させる方が幸せな気もします。
漫画界の巨匠と言われる、手塚先生や石ノ森先生って、本当に大変だったと思いますよ。
皆、60歳くらいで亡くなられていますからね。
私は最低でも90歳までは生きたいので、過労で倒れないよう、仕事はセーブしようと思います。
皆様、くれぐれも働き過ぎにはご注意を。