『夜中のコンビニ』
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コラム
ウォーキングの途中に、いつも寄るコンビニがある。
もう何年も通っているから、店員さんにも覚えられた。笑
「新しい商品、入りましたよ」
「そのスイーツ、おいしいですよね」
お会計のときに、ほんのひとこと言葉を交わす。
それが、いつの間にか当たり前になっていた。
時々、すごく混んでいて、
言葉も交わさずお店を出ることがある。
そんな日は、
ほんの少しだけ物足りない気がする。
今日は、コンビニの前にたくさんの人がいて、
なんとなく怖くて、お店に入れなかった。
「ちょっと甘いもの買って帰ろうかな」
そんなことを思っていたけれど、買えなかった。
もちろん、店員さんとも
ひとことも言葉を交わせなかった。
そんな帰り道、
ふとココナラのアプリを開いた。
少しだけ、誰かと話したいな。
そんなことを思いながら。
でも、購入ボタンは押せなかった。
何を話したらいいのか分からなかったから。
この気持ちを、
どう説明したらいいのか分からなかったから。
なんでだろう。
話したくても、
購入ボタンを押せない日ってあるよね。
「待機中」ってなっているときに買わないと、
少し迷っているうちに「相談中」になってしまって、
「あのとき買えばよかった」って後悔するのに。
話したかったはずなのに。
誰かと繋がりたかったはずなのに。
それでも今日は、
購入ボタンを押せなかった。
そんな夜も、あるよね。