『タイミングが合わない日』

『タイミングが合わない日』

記事
コラム
今日は、何をしても少しずつタイミングが合わない日だった。

ある人とのLINEを何気なく見返していて、
うっかり画面に触れてしまったら、電話をかけてしまった。

「あ……」

慌てて切ったけれど、
こういうことって、なぜか起こるときには起こる。

楽しみにしていたアニメを観ようと思っていたのに、
気づけばその時間は、まったく違うことをして過ぎていた。

そして、

「今日こそ電話してみよう」

そう思っていた人の待機時間も、
ほんの少しの差で逃してしまった。

どちらかだけなら、まだいい。

こちらのタイミングが合わない日もあれば、
向こうのタイミングが合わない日もある。

でも、ときどき不思議なくらい、
どちらのタイミングも合わない日がある。

話したいのに、話せない。

たったそれだけのことなのに、
少しだけ寂しくて。

そして、そんな時間さえも
どこか特別に思えてしまう。

ちょっと恋をしているみたいで、
少しだけドキドキする。

……全然、そんなことじゃなくてもね。笑

でも、たぶん私は、
こういう「まだ話せていない時間」も嫌いじゃない。

今日話せなかったからこそ、
次に話せたときの嬉しさがあるから。

諦めなければ、話せる日はきっと来る。

ずっと前から話してみたいと思っていた人と、
初めて話せた日。

そのときに感じた気持ちは、
やっぱり少し特別だった。

待っている時間が長かったぶんだけ、
「やっと話せた」という嬉しさがあった。

人とのご縁って、
いつも自分の思い通りにはならない。

会いたいと思っても会えない日があって、
話したいと思っても話せない日がある。

それでも、ふとした瞬間に
ちゃんとタイミングが重なる日もある。

だから私は、
これからも続いていったらいいなと思うご縁を、
ひとつひとつ大切にしていきたい。

今日みたいに、
何をしてもうまくいかない日も。

いつか「あの日があったから」と
思える日が来るかもしれないから。


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