「頼める相手」と「任せられる相手」は何が違うのか?

「頼める相手」と「任せられる相手」は何が違うのか?

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「この仕事、お願いできますか?」

仕事をしていれば、何度も耳にする言葉です。

誰かから仕事を頼まれるのは、決して悪いことではありません。自分を必要としてくれる人がいるのは、ありがたいことです。

ただ、最近になって改めて考えるようになりました。

仕事を頼まれることと、仕事を任されることは、似ているようで少し違うのではないか。


今日は、そんな仕事に対する考え方について書いてみようと思います。

仕事を覚えることと、仕事ができること

私はこれまで11年間、接客・販売の仕事に携わってきました。

そのうち6年間は、新人スタッフの教育も担当していました。

新人教育で難しいのは、仕事の手順を覚えてもらうことだけではありません。

例えば、接客の基本的な流れや商品説明の仕方は、繰り返し練習すれば少しずつ身についていきます。

でも、実際にお客様を前にすると、教えたとおりに進まないこともあります。

質問の仕方も違えば、求めていることも違う。

こちらが想定していなかった相談を受けることだってあります。

そんなとき、手順を覚えているだけでは対応が難しい場合があります。

「なぜ、この説明が必要なのか」

「お客様は何を知りたがっているのか」

そこまで考えられるようになると、対応の幅は少しずつ広がっていきます。

私は、仕事を教えるうえで、この違いを大切にしてきました。

言われたことを正確にこなす力も必要です。

でも、経験を積むにつれて、自分で考えて判断する力も求められるようになります。

「任せるよ」の一言で、何でも解決するわけではない


仕事をしていて「あなたに任せます」と言われたら、嬉しく感じる人も多いのではないでしょうか。

自分の経験や能力を認めてもらえたような気がしますよね。

ただ、任せるという言葉にも、いろいろな意味があると思っています。

目的や期限がはっきりしていて、進め方は自分で考えられる。

分からないことがあれば確認できるし、必要な情報も共有されている。

そんな環境なら、経験を生かしながら仕事を進めやすいでしょう。

一方で、何を求められているのか分からないまま「任せたから」と言われても、困ってしまいます。

必要な情報もない。判断できる範囲も分からない。

それなのに、結果だけを求められる。

これでは、信頼して仕事を任せているのか、単に相手に丸投げしているのか、分からなくなってしまいます。

仕事を任せるなら、相手が判断できる環境も必要だと思うんです。

もちろん、任される側にも責任があります。

分からないことを放置しない。必要な確認をする。約束した仕事を最後までやり遂げる。

お互いにそうした意識があってこそ、安心して仕事を任せたり、引き受けたりできるのではないでしょうか。

個人事業主になって、考えることが増えた


現在、私は個人事業主として仕事をしています。

以前と比べて変わったのは、仕事の内容だけでなく、その条件についても考えるようになったことです。

報酬はいくらなのか。

どこまでが自分の担当する業務なのか。

いつまでに、何を完成させればいいのか。

仕事の進め方は、どの程度自分で決められるのか。

どれも当たり前の確認事項に見えるかもしれません。

でも、実際に仕事を引き受ける立場になると、一つひとつが大切だと感じます。

例えば、同じ内容の仕事でも、進め方を自分で調整できるのか、決められた時間と場所で作業する必要があるのかによって、働き方は大きく変わります。

報酬が同じなら、どちらでもいいという話ではありません。

もちろん、時間や場所が決まっている働き方にも、それが合っている人にも、それぞれ良さがあります。

ただ、私自身は、自分の経験や判断を生かせる働き方を、これからもっと大切にしていきたいと考えています。

仕事の依頼をいただけることは、ありがたいことです。

だからこそ、何となく引き受けるのではなく、お互いに納得できる条件で仕事をしたい。

そんな思いが以前より強くなりました。

自分の経験を、どう生かしていくか

接客・販売、新人教育、コールセンターでの法人対応やスタッフのフォロー。

これまで経験してきた仕事は、それぞれ内容が違います。

でも、振り返ってみると、共通していることもあります。

相手が何を求めているのかを考えること。

状況に応じて、伝え方や対応を変えること。

そして、分からないことをそのままにせず、一つずつ確認していくこと。

こうした経験は、職種が変わっても生かせる部分があると感じています。

一方で、経験があるからといって、何でもできるわけではありません。

初めて取り組む仕事もあれば、知識が足りない分野もあります。

だからこそ、自分にできることと、これから身につけたいことを見極めながら、仕事の幅を広げていきたいと思っています。

仕事の悩みは、辞めるか続けるかだけじゃない

仕事について誰かに相談したいと思うのは、必ずしも大きな悩みを抱えたときだけではないと思います。

「今の仕事を続けながら、何か新しいことに挑戦したい」

「自分には、どんな仕事が向いているんだろう」

「仕事を頼まれたけれど、引き受けるべきか迷っている」

そんな話もあるでしょう。

すぐに答えが出なくても、誰かと話しているうちに、自分が大切にしたいことが見えてくる場合もあります。

私も、これまでの仕事を振り返ると、経験を積むにつれて考え方が変わった部分があります。

だから、仕事に対する価値観が変わること自体は、ごく自然なことだと思っています。

ココナラでは現在、仕事や人間関係の悩み、日常の愚痴などをお聞きする電話相談を出品しています。

仕事で気になっていることや、これからの働き方について考えていることがあれば、ぜひお聞かせください。

まずはじっくりお話を伺い、意見が欲しいときには、私自身の経験も踏まえて率直にお伝えします。

仕事を頼まれることも、仕事を任されることも、どちらも大切です。

ただ、これから先の働き方を考えたとき、私が目指したいのは、単に仕事をこなすだけではなく、「この仕事は、あなたにお願いしたい」と思ってもらえる存在になること。

そのためにも、これまで積み重ねてきた経験を大切にしながら、自分自身の仕事にも向き合っていきたいと思います。

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