人の良い報告を素直に喜べない。そんな自分が嫌いなあなたへ

人の良い報告を素直に喜べない。そんな自分が嫌いなあなたへ

記事
コラム
同僚が、任されていた仕事で成果を出した。
友人が、ずっと行きたかった場所へ旅行してきた。

「おめでとう」
「楽しそうでよかったね」

そう返した時は、本当にそう思っていた。
でも、ひとりになってから、少しずつ自分のことを考えてしまう。

自分だって頑張っているのに、なかなか認めてもらえない。
休みの日も、たまった用事を片づけるだけで終わってしまう。

相手の話を聞くまでは、そこまで落ち込んでいなかったはずなのに。急に、自分だけ何も変わっていないように感じる。

そして、そんなふうに比べてしまったことまで嫌になる。

相手が頑張っていたのは知っているし、大切な友人でもある。だからこそ、うらやましかったとは言いにくいですよね。

共通の知り合いに話せば、相手の悪口のように伝わってしまうかもしれない。「人と比べても仕方ないよ」と言われたら、それ以上は話せなくなりそう。

結局、誰にも言えないまま、「もっと素直に喜べる人にならなきゃ」と、自分の気持ちを引っ込めてしまう。

でも、その悔しさの中に、自分がずっと我慢していたことが混ざっている場合もあると思うんです。

例えば、同僚が褒められた時。

同じ成果を出したかったのか。
それとも、自分が地道に続けてきた仕事にも、誰かに気づいてほしかったのか。

友人の旅行の話なら、その場所に行けたことがうらやましかったのか。それとも、仕事や用事を気にせず、自分のために休めたことがうらやましかったのか。

同じ「いいな」でも、その中身は違います。

気持ちが少し落ち着いたら、こんなふうに考えてみてください。

「その話の、どこが一番うらやましかった?」
「自分も本当は、どうしたかった?」

「もっと評価されたい」
「何も気にせず休みたい」
「後回しにしていたことを、自分も始めたかった」

そこまで言葉にできたら、「自分は嫌な人間だ」で終わらせずに、今の自分に必要なことを考える手がかりになります。

休みがほしいなら、次の休みに入れている予定を一つ見直してみる。始めたいことがあるなら、まず必要なものだけ調べてみる。

相手に追いつくために何かをする、と考えると苦しくても、自分が欲しかった時間のためなら、できそうなことが見つかるかもしれません。

もちろん、今すぐ前向きな行動につなげなくてもいいです。

「自分だって頑張ってるんだけどな」

今日は、誰かにそれを聞いてほしいだけかもしれません。

祝う気持ちと、自分の現状が悔しい気持ちは、両方あってもいいと自分は思います。あとから落ち込んだからといって、相手に伝えた「よかったね」まで嘘だったことにはしなくていい。

自分は、接客やコールセンターの仕事、新人へのレクチャーや現場でのフォローを経験してきました。


電話相談で、例えば「同僚が褒められるのを見るのがつらい」と話していただいたら、ご希望に応じて、あなた自身がどんな仕事をしてきたのかも伺います。

何を任されていたのか。
うまくいかない中で、どんな工夫をしていたのか。
本当は、どの頑張りを分かってほしかったのか。

人と比べて落ち込んでいる時ほど、話の中心が相手の成果ばかりになってしまうことがあります。だから、あなたがやってきたことも聞きたいんです。

友人の話であれば、その報告のどこが引っかかったのか、今の生活で何を後回しにしているのか。一緒に整理したい時には、そうしたことも伺います。

今は考えるより悔しさを聞いてほしい、という時には、そのままお話しください。意見がほしい時には、自分の考えもお伝えします。

「友達のことは好きなんです。でも、今はその話を聞くのがしんどくて」

そんな、身近な人には言いづらいところからで構いません。

その後、職場や友人とのやり取りでまた気持ちが揺れた時には、新しくあった出来事も含めて、改めてお話を伺えます。

相手のことを大切にしたいからこそ、自分の悔しさをどこにも出せずにいる。そんな時は、こちらの電話相談で聞かせてください。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す