歌ってみたのMIXを依頼するとき、皆さんは何を基準に依頼先を選んでいますか?
実績、評価、料金、サンプル音源のクオリティ。どれも大切ですが、これからはもうひとつ確認しておきたいことがあります。
それは、「どのような方法で音源を制作しているのか」ということです。
AIによって歌声を変換・生成できる時代
近年、AIによる音声処理技術は急速に進歩しています。
ピッチやタイミングの補正を自動化するだけでなく、録音した歌声を別の声質に変換したり、AIによって歌唱音声を再生成したりする技術も存在します。
もし依頼者に何の説明もないまま、AIによって歌声そのものを取り込まれて変換・再生成をされていたとしたら・・・
例えば、MIXの知識がない人が依頼先を見つけ、納品された音源のクオリティに喜んで、そのまま公開したとします。
本人は通常のMIXをしてもらったつもりでも、実際にはAIで作り変えられた音源だったかもしれません。
もちろん、これはあくまで想定できるケースであり、こうした無断利用がどの程度起きているのかは確認できていません。
ただ、技術的には可能な時代になっています。
自分の歌声を守るために
では、依頼する側は何に気をつければいいのでしょうか。
僕が大切だと思うのは『誰に依頼するのか』ということです。
* 過去の制作実績や活動内容に一貫性があるか
* 制作方法について具体的に説明しているか
* AIによる歌声変換や生成を使用する可能性があるか
* 預けた音声データをどのように扱うのか
AIを使用すること自体が問題というよりは
使用するのであれば事前に説明し、依頼者の同意を得ることだと思います。
実績や評価が良くても、制作工程まで誠実だとは限りません。納品物のクオリティだけでなく、相手の日頃の活動や発言、制作に対する姿勢も重要な判断基準になります。
金額や仕上がりだけで判断しない
AI技術はこれからも進歩し、誰でも簡単に扱えるようになっていくかもしれません。
だからこそ、歌ってみたのMIXを依頼するときは「どれだけ綺麗に仕上げてくれるか」だけでなく、「どのような方法で仕上げてくれるのか」も確認してみてください。
自分が時間をかけて録音した大切な歌声です。
それを誰に預け、どのように扱ってもらうのか。
依頼する側にも、そうした意識が必要になってくる時代なのかもしれません。
project AMBIVALENCEでは、AIによる歌唱生成・声質変換を使用せず、歌い手様ご本人が録音したボーカルデータを元に手作業でMIXを行っています。
歌ってみたMIXのご相談もお気軽にどうぞ。