「いい感じにお願いします!」が、実は一番難しい理由。

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デザイン・イラスト
こんばんは!
伴走型デザイナーのしるべデザイン・ひかるです。

今日は、デザインの現場でよく飛び出す、
ある「魔法の言葉」についてお話しします。

それは……
「あとは、いい感じにお願いします!」という言葉。

信頼してお任せいただけるのは、デザイナーとして本当に光栄で、
飛び上がるほど嬉しいことです。
でも、ちょっと待った!!
実はこの「いい感じ」という言葉、
デザインを成功させる上では、「迷路」の入り口でもあるんです。




あなたの仕事に置き換えてみてください


少し想像してみてほしいのですが、もし、あなたのお客様からこんな風に言われたらどう感じますか?

飲食店なら
→「お腹空いてるんで、いい感じに何か作って」

カウンセラーなら
→「悩みがあるんで、いい感じにアドバイスして」

きっと、
「えーっと、嫌いな食べ物はありますか?」
「具体的に何に困っていますか?」と、情報を引き出したくなりますよね。
そうしないと、相手を本当に満足させるものを提供できないとプロとして知っているからです。

デザインも全く同じなんです。
「いい感じ」の定義は、人によって180度違います
ある人にとっては「派手で目立つこと」かもしれませんし、
別の人にとっては「余白たっぷりで静かなこと」かもしれません。




ある日の授業中に


プロフィールにも少し書いていますが、
私は少年院にて外部講師としてWEB授業を担当しています。
ある授業中、議論がありました。

いいデザインとは何か?何のためにデザインはあるのか?
との問いかけに、こんな意見が出ました。

・お客さんの悩みを解決できるのがいいデザイン
・人が迷わず行動できるようにするために必要なのがデザイン
・オシャレじゃなくても駅の看板などは情報が整理されていてわかりやすい

などなど。
でもここで、

・派手に目立たせるため
・センス良くお店の雰囲気を伝えるため

という別の意見を出した生徒さんがいました。
デザインの基本的な考え方としては先に挙げたポイントが軸になってきます。
でも、目的ではなく手段を問うなら後から出てきた
「派手に目立たせるため」「センス良くお店の雰囲気を伝えるため」も
間違いではない場合があります

例えば、ココナラの出品画像は一覧になって画像が並ぶので、
サービスを利用してもらうためにはまず、
同じカテゴリに沢山ある画像の中から
自分の画像をクリックしてもらう必要があります。

そうなると、
「派手で目立つ、なんだか気になって目が行く」デザインが正解という場合もあるのです。
お店の世界観や雰囲気が大事なブランディングを担っている場合は、
「センス良くお店の雰囲気を伝えるデザイン」も正解ですよね。




「丸投げ」は、あなたの「想い」を捨ててしまうこと


「プロなんだから、いい感じにしてくれるでしょ」というお気持ちも、
何から伝えていいかわからないという不安も、
痛いほどよくわかります。

でも、あえて厳しいことをお伝えすると、
「丸投げ」は、あなたの大切なビジネスのハンドルを離してしまうのと同じこと

私はデザインのプロですが、
あなたの事業や、あなたの先にいるお客様のことを世界で一番知っているのは、他でもない「あなた」です。

あなたの頭の中にある「この商品を届けたい!」という熱い想いや、
「うちのお客さんはこういうことで悩んでいるんだ」という深い理解。
そのバトンを私に渡していただかないと、
どんなに綺麗なデザインを作っても、
それは「中身のない空っぽの箱」になってしまうんです。




「ともに」作るための、具体的な伝え方のコツ


「じゃあ、どう伝えればいいの?」という方へ。
専門用語はいりません。
次の2つのポイントだけ教えてください。


▼「なぜ」そう思うのか(理由)
「この色は嫌い」だけでなく、
「うちのお客さんは落ち着いた方が多いので、この赤は強すぎる気がする」など、理由を添えてみてください。

▼「どうなってほしい」のか(感情)
「これを見た人に、安心感を持ってほしい」
「とにかく『おっ!』と驚いてほしい」など、
ターゲットに抱いてほしい感情を教えてください。


私は「ただ作るだけの人」ではなく、
あなたのビジネスの伴走者でありたいと思っています。
だからこそ、時には「それは目的からズレていませんか?」とプロの視点で意見を言うこともあるかもしれません。
それはすべて、あなたのサービスを必要としている人に、正しく届けるためです。

最高のデザインは、デザイナー一人では作れません。
あなたと私が「ともに作る」ことで初めて、魔法がかかります。
一緒に、あなたの「いい感じ」を形にしていきませんか?


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