天使っているの?

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占い
子どもの頃の私は
正直に言うと「見えない世界」が好きではありませんでした。

母は、昔から
人には見えないものが分かる人で、
大人になった今なら理解できることも、
当時の私にとっては、少し怖い存在でもありました。

何が見えているのか分からない。
何を感じ取っているのかも分からない。

ただ、その世界に近づくと、
自分まで引き込まれてしまいそうな気がして、
私はどこかで
「信じないようにしよう」
「私は違う」
そう思っていた気がします。

そんなある日、学校に
一冊の写真集を持ってきた子がいました。

表紙は、
かわいい天使の表紙

それを見た瞬間、かわいい〜ってお友達が駆け寄っていました。

「ねえ、天使って、本当にいると思う?」

誰かがそう言って、
写真集を囲むように、みんなでページをめくりました。
私も興味本意で見ていました。

怖いはずなのに。
変なのが映っていたらどうしよう・・・

その写真集に写っていた天使たちは、
不思議と怖くありませんでした。

むしろ、
あたたかくて、
やさしくて、
「見守ってくれている」
そんな空気をまとっていたのです。

その時、子どもながらに
ふと、こんなことを思いました。

「もし、見えない存在がいるとしたら、
 怖いものだけじゃないのかもしれない」

母が感じていた世界と、
この写真集の中の天使は、
同じ見えない世界でも、
まったく違うものに感じました。

怖さの中にあった世界と、
安心できる世界。

その境目に、
“天使”という存在があったように思います。

それから私は、
目に見えない世界を、
無理に否定することはしなくなりました。

信じきるわけでもない。
でも、完全に閉じてしまうこともしない。

「もしかしたら、いるのかもしれない」

そんな、
ほんの少しだけ開いた扉。

今思えば、
その扉の向こう側にいたのが、
私にとっての天使だったのかもしれません。

今の私は、
見える 見えないよりも、
感じた安心感や、心の動きを大切にしています。

あの時、
写真集の前で感じた
あの、言葉にならないあたたかさ。

それが、今の私の原点です。
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