結局の話

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自分にとって必要なものが何なのか、いくら問い詰めてもわからないけれど、少なくとも自分はこうして文章を書いていくことが心の安定を図るのに最適なのではないか。自分は本を読むことも、勉強することも、それなりにやってきてはそれなり程度に止まっていて、そしてその先を見ることも恥ずかしがって、がんじがらめで動く気も起きなくなっている。その恥というのは、自分の実力が丸裸となって赤裸々になることに対しての感情だといえる。

相変わらず追い求めるものはたくさんあって、その度に失望に駆られて、うだうだしては今の自分の弱さに負けている。いつも毎日負けているような気分になっている。自分は自分を超えることはできないし、たとえ自分を超えたとしてその先に待ち受けるのは新しい完璧な自分だろう。そんな奴と戦うことすら馬鹿らしいのではないか。

結局書くことに集中することだけが、今の自分にほんの少しでも安心を与えてくれるのだ。別に名作を残さなくてもいい。完璧なものなどこの世にはないのだから。自分のために書いてやれるのは、どうやら自分しかいないらしい。誰かが自分の代わりに書いてくれることはないから。どれだけ孤独でも、敗北を味わっても、虚しさに取り憑かれても、結局は書くしかないのだろう。
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