朝、クローゼットを開けて「着る服がない」とため息をついた経験、ありませんか?
服はたくさんあるはずなのに、なぜかしっくりくるものが見つからない。時間だけが過ぎていって、結局いつも同じ服を着て出かける。そんな朝が続いていると、だんだんおしゃれ自体が面倒になってきてしまいます。
実はこの「着る服がない問題」、服の数が少ないことが原因ではないことがほとんどです。今回は、その本当の理由と、すぐに取り組める解決策をお伝えします。
■「着る服がない」は、服が少ないせいじゃない
「着る服がない」と感じるとき、多くの方がまず「服を買い足さなきゃ」と思います。でも、買い足しても同じ悩みが繰り返されるとしたら、問題は服の数ではなく、別のところにあります。
よくある原因は、大きく3つです。
① 「好きな服」と「着られる服」がバラバラになっている
セールで気に入って買ったけど、なんとなく出番がない服。もったいなくて捨てられないけど、もう着ていない服。クローゼットの中にそういった服が増えてくると、毎朝「選ぶ」作業がどんどん重くなります。
好きで買ったはずなのに着ない、というのは意志が弱いせいではありません。買ったときの気分と、実際の生活スタイルがずれていることが多いのです。
② 手持ちの服同士が合わない
一着一着は気に入っているのに、組み合わせるとしっくりこない。そういうケースも非常によくあります。
たとえば、トップスはやわらかいニット系が多いのに、ボトムスはかっちりしたものばかり、というようなバランスのずれが起きていると、コーディネートがまとまりにくくなります。服単体ではなく「組み合わせ」として機能するかどうかが、実は重要なポイントです。
③ 今の自分のライフスタイルに合っていない
働き方や生活環境が変わると、必要な服も変わります。たとえば、転職や在宅勤務への移行、出産後の生活変化など。以前は着ていた服が今の生活にはフィットしなくなっているのに、クローゼットだけが昔のまま、というケースは珍しくありません。
■解決策は「買い足す」より「整理する」
「着る服がない」を解決しようとするとき、新しい服を買い足す前にやってほしいことがあります。それは、今あるクローゼットを一度整理することです。
とはいえ、断捨離や大掛かりな片付けをしましょう、という話ではありません。やることはシンプルで、「今の自分が実際に着るか」という基準で服を仕分けることです。
具体的には、こんな問いかけをしてみてください。
この服、去年一度でも着たか?
今日着て出かけられるか?
5年前の自分のために買った服ではないか?
これだけでも、クローゼットの中がかなりクリアに見えてくるはずです。
■本当に必要なのは「自分の軸」を持つこと
服選びで迷いが生まれる根本的な理由は、「自分に何が似合うか」「どんな服が生活に合っているか」という軸が定まっていないことにあります。
トレンドや雑誌の影響で「なんとなく良さそう」と思って買った服は、いざ着ようとすると意外と出番がないことが多いです。一方で、自分の雰囲気やライフスタイルに合った服は、何度でも自然と手が伸びます。
その軸は、パーソナルカラーや骨格診断で出るものだけではありません。どんな場面で着るのか、どう見られたいのか、自分がどんな気分のときに服を選んでいるのか。そういった要素も含めて考えることで、はじめて「自分の服選びの軸」ができてきます。
■毎朝迷わないクローゼットにするために
「着る服がない」という悩みは、服の数を増やしても解決しません。今ある服を見直し、自分のライフスタイルや雰囲気に合う服だけを残していくことで、クローゼットはだんだんと使いやすくなっていきます。
そして、次に何かを買い足すときも「これは今の自分に合うか?」という問いを持つだけで、失敗が減っていきます。
もし「自分に何が似合うのかわからない」「どこから手をつければいいかわからない」と感じている方は、お一人おひとりのライフスタイルや雰囲気に合わせてご提案しています。診断結果だけに縛られず、今の自分にしっくりくる服を一緒に考えていきたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。