春になると、なんとなくトレンチコートを手に取りそうになる。でも試着してみると、なんか違う。そういう経験、ありませんか?
トレンチコートはたしかに定番ですが、全員に似合うわけではありません。ハリのある素材・長めの丈・ベルトやエポーレットのデザインが、着る人によっては少し強く見えたり、かっちりしすぎたりすることがあります。特に、やわらかい雰囲気の服が好きな方や、普段あまりきちんとしすぎた服を着ない方にとっては「なんか違う」と感じやすいアイテムです。
定番だから選ばなきゃいけない、ということはありません。大切なのは、自分の雰囲気やライフスタイルに自然になじむかどうか。今回は、トレンチコート以外で取り入れやすい春の羽織を5つご紹介します。
■トレンチコート以外でおすすめの春の羽織5選
① ノーカラージャケット
きれいめな服が多い方に、特に取り入れやすいアイテムです。襟がないぶん顔まわりがすっきり見えやすく、トレンチコートよりも軽やかな印象にまとまります。
通勤にも休日にも使いやすく、ブラウスにもカットソーにも合わせやすいので、着回しやすさを重視したい方にもおすすめです。素材はほどよくハリのあるものを選ぶと、きれいめ感が出やすくなります。
② シャツアウター
シャツ感覚でさらっと羽織れて、春らしい抜け感を出しやすいアイテムです。インナーの上にそのまま羽織るだけでサマになるので、朝時間がないときにも重宝します。
カジュアルになりすぎるのが心配な方は、ベージュやオフホワイト、ライトグレーなどのやわらかい色を選ぶと、大人っぽく上品にまとまります。厚手すぎず薄すぎない素材を選ぶと、気温差のある春先にも使いやすいです。
③ ミドル丈カーディガン
気温差のある春に重宝するのが、ミドル丈のカーディガンです。ただ、素材選びには少し注意が必要です。やわらかすぎる素材や長すぎる丈を選んでしまうと、部屋着っぽく見えてしまうことがあります。
少しハリ感のある素材や、落ち感がきれいなデザインを選ぶと、ラフになりすぎず大人っぽく着られます。羽織としてだけでなく、前を開けて着るだけでも印象が変わるので、使い勝手のいいアイテムです。
④ きれいめブルゾン
トレンチコートよりも軽快で、こなれた雰囲気を出しやすいのがブルゾンです。スポーティーすぎるものではなく、マットな素材感やゴールドの金具など、少しきれいめ要素のあるデザインを選ぶと、大人女性でも取り入れやすくなります。
パンツスタイルはもちろん、スカートやワンピースの外しとしても使いやすく、コーディネートの幅が広がります。
⑤ ショート丈ジャケット
すっきり見せたい方には、ショート丈ジャケットもおすすめです。特に、ワイドパンツやフレアスカートなど、ボリュームのあるボトムをよく着る方は、短め丈の羽織のほうが全体のバランスが取りやすくなります。
重たく見えにくく、春らしい軽快さも出やすいので、スタイルアップを意識したい方にも向いています。色はベージュやオフホワイトなど明るめを選ぶと、より春らしい印象になります。
■春アウター選びで失敗しないポイント
春の羽織を選ぶときに大切なのは、定番かどうかではなく、自分の服装に自然になじむかどうかです。
普段きれいめな服が多い方なら、ノーカラージャケットやショート丈ジャケットのほうが使いやすいことがあります。一方、デニムやフラットシューズなどラフなスタイルが多い方なら、シャツアウターやブルゾンのほうがしっくりくることもあります。
色選びも重要です。黒やネイビーは便利ですが、春は少し重たく見えやすい時期でもあります。ベージュ、アイボリー、グレージュ、ライトグレーなどのやわらかい色を取り入れるだけで、ぐっと春らしい印象になります。「なんかいつもと違う」と感じてもらえる春コーデは、実は羽織の色一枚で変わることも多いです。
■おわりに
毎朝迷わず手に取れて、無理なく着られて、ちゃんと今の自分に似合う。そういう羽織が、本当に使いやすい春アウターだと思います。
「自分にはどんな春の羽織が合うのかわからない」「トレンチコート以外で似合うものを知りたい」と感じている方は、お一人おひとりの雰囲気やライフスタイルに合わせてご提案しています。診断結果だけに縛られず、今の自分にしっくりくる服を知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。