――借用書なしでも回収できた話
「返すとは言ってたんです!!最初は!」
依頼者の男性は、もう冷静ではなかった。
相手は、ある風俗店で働く女性。
金額は50万円。
貸したきっかけは、当時その店を何度か利用していたことから始まった“個人的な関係”だったという。よくある話。
📄 借用書はなし。
ただし、身分証は預かっていた。
📱 LINEには「返すつもりです」「少し待って」などの文言が残っていたが、やがて返信は途絶えた。
「もう、会ってもいないんです。」
その目には怒りよりも、“諦めきれなさ”のようなものが滲んでいた。
📍 まずは住所へ、そして――
まず依頼人の提案もあり、彼女の身分証に記載された住所を訪ねた。
だが、そこに生活の気配はなかった。
⏱️ 依頼料的に時間も限られていたため、接触は断念。
次に向かったのは――
彼女が今も働いているという風俗店だった。
💼 予約60分、使い方は「交渉オンリー」
店舗利用料を払い、彼女を指名して60分予約した。
風俗店としての利用?
……していない。いや、ちょっと惜しい気持ちはあったkd,,,
でも今回は“仕事”。
ここで取り返せなければ、次はない。
🗣️ 部屋に入って、まずやったこと
私がまずやったのは、「落ち着いて話せる空気」を作ることだった。
あくまで責めずに、静かに。彼女にとって私は完全な初対面。
だが、すぐに何かを察した様子だった。
💬 借金の話に触れると、彼女は少し戸惑いながらも
「借りたのは事実です。返そうと思っていた」と素直に認めた。
🎙️ そのやり取りは録音済み。
LINE履歴と本人の証言――逃げ場はない。
でも、私の目的は“逃げ場を潰す”ことじゃない。
🔀 出した3つの提案
私は彼女に3つの選択肢を出した。
1️⃣ 今すぐ全額支払う
2️⃣ 半額だけ支払ってもらう(依頼人には私から説明)その後は分割で。
3️⃣ こちらの業務を手伝い、その報酬から返済していく
「選ばせる形」を取ったのは、
相手に**“自分で選んだ”という納得感を持たせる**ため。
でも実際には――
🧠 どれを選んでも“逃げる”という選択肢は存在しない。
それに気づかれずに納得させるのが、こちらの狙いだった。
✅ 選ばれたのは「③」だった
彼女が選んだのは③。
その場で借用書を書かせ、
今後はこちらの業務を手伝い、報酬から返済していくことに。
👀 話してみて、彼女は悪人ではなかった。
むしろ、素直で話の筋も通る人だった。
⏳ 時間はかかったが、返済はきちんと完了した。
📞 依頼人とのやりとり、そして判断変更
依頼人は最初、
「今すぐ払わせてくれ。無理やりでもいい。」
というスタンスだった。
だが私は、そもそも若い相手に対してそれはあまり効果的ではないと伝えていた。
💡 即時回収より、全額回収の方がむしろ近道だと判断した。
しっかり説明した上で、依頼人にも方針変更を納得してもらった。
最終的には――
**「任せてよかったです」**と言ってもらえた。
この言葉は、報酬以上に価値がある。
お金を借りた人の多数は、連絡がめんどくさくなり、嫌になって無視するようになるパターンだ。追い込むと逃げるので、追い込まない。
🤝 今もつながる、意外な関係
ちなみにその彼女とは、今でも連絡を取っている。
たまに仕事を手伝ってもらうこともある。
(風俗嬢は、人と話すスキルに長けている人が多い)
※すぐドタキャンするけども
💰 この案件では、成功報酬は受け取っていない。
金銭的には、ほぼゼロ。
でも――
🫂 「人がひとり、敵じゃなくなった」そう思えるなら、それで十分だ。
仕事仲間も増えたしね。プライスレス。