割れたマグカップと感謝のお別れ、思いを形にする楽しさ

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コラム
陶器のマグカップへの絵付け体験に参加しました。絵が好きな私はワクワクしながらイメージを膨らませていましたが、当日を迎える頃には、逆にそのイメージを絞りきれずにいました。それでも、出来上がったのは、私の好きなものがちりばめられた、世界に一つだけの素敵なマグカップでした。

しかし、数か月後、そのマグカップは不注意で割れてしまいました。幸い怪我はありませんでしたが、大切にしていたマグカップを失ったことはやはり寂しいものでした。金継ぎを習おうかとも考えましたが、「形あるものはいつか壊れる」という思いに至り、悲しみと感謝の気持ちを込めてお別れすることにしました。

それでも、絵付け体験をした日のことや、出来上がった時の喜びは今も心に残り、よく思い出します。その後、自分でキットを購入し、今度はまた別の絵を描きました。今でもそのマグカップで一息つく時間が楽しみです。自分の思いを形にすることは、とても楽しいと感じます。器用ではなく、上手でもないですが、それでも自分なりに楽しみながら作っています。

絵を楽しむきっかけとなる出来事も、これまでにたくさんありました。その巡り合わせのおかげで、今でも絵を描くことも見ることも大好きです。何が楽しいのか、と聞かれると説明は難しいですが、目に見えない思いが目に見える形になるというのは、とても面白いことだと思います。そして、表現している時間は、自分と向き合う時間でもあります。だからこそ、つい没頭してしまうのでしょう。知っているようで知らない自分に向き合える感覚があります。

毎回、小難しいことを考えながら楽しんでいるわけではありません。でも、作品が完成した時には自然と笑顔になります。自分を支えてくれる趣味の時間があるというのは、とてもありがたいことだと感じます。

「趣味が見つからない」「そんな趣味を持てない」「時間がない」と感じている方もいるかもしれません。でも、きっと、自分を支えてくれるものに出会えるはずです。もしかすると、すでに出会っているけれど、まだ意識を向けていないだけかもしれません。

もしよければ、カウンセリングで一緒に、自分を支えてくれる趣味を探してみませんか。

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