あがり症とは?

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あがり症とは?

今回の内容は「あがり症」にてついて書いていきたいと思います。
男性の相談内容で一番多いのがこのあがり症。

あなたも次のような症状の心当たりはありませんか?
人前に出て話をしようとすると、声が震えてしまったり、喉がカラカラに渇いたり、手や足が震えてしまったり、心臓のドキドキが苦しくなったり、頭の中が真っ白になって言葉が出てこなくなったりといった症状。

通常の生活であれば、人前に出て話をする機会はあまりないとは思います。
しかし男性の場合、会社などで働いていると、自分の役職があがっていくことにより、人前で自分の意見を発表する機会が増えたり、また社員の結婚式などでスピーチを頼まれたりと人前で話をする機会が増えてきます。
そうなると今までは、あがり症でも全然気にならなかったものが、そういった機会が増えることにより、常に意識を集中してしまうといった状態になっていきます。
そして更に悪い循環が起き、人前で話をすることを想像し、まだ人前で話をしていないにも関わらず、あがり症の症状が出てしまい、もう自分ではどうしようもない悩みに変わってしまうのです。

当所にあがり症で悩んでいる方が来られた際にはカウンセリング時に必ず同じことをお話します。
「目的を見失っていないですか?」と。
あなたが人前でお話をするときには何が目的なのでしょう?
あなたは自分が格好よく話をすることだけに囚われていませんか?

話をする目的は話をする場によって変わってくるとは思いますが、話をする目的はあなたが自分の考え方や価値観、そしてあなたしか感じることができない感情を伝えることではないでしょうか。
つまり、人前で話をする時の本来の目的は、自分のことを格好よく見せるのではなく、相手に自分の伝えたいことを正しく伝えることです。
ということは、あなたがもしあがり症で悩んでいるとすれば、本来の目的である相手に伝えることを忘れ、あまり必要のないことに意識を集中し、悩み苦しんでいるということになります。

考えなくていいことまで考えることによって悩んでいるのです。

私は笑いながら、「悩むのがすきなんですね。」と冗談を言います。
実はここが重要で、自分の中でしか悩みは作れません。
あがり症で苦しんでいる人は自分で勝手に悪い未来を想像しているにすぎません。
それを理解出来れば、後はあがることによって出る症状の問題。最初の方に書いている症状は感じない方の方が圧倒的に少ないのです。
症状が出て当たり前なのに悩む必要はありませんよね。


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