日常のこと ① ~記憶~

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コラム
何年ぶりか、ひさしぶりに夫とドライブに行って来ました。


自宅から一時間半の場所、静かな湖畔とダムをながめてきました。
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通院以外ではほとんど外出しない私にとっては大イベントです。


実は、このドライブには訳があります。


少し前に、夫が倒れてしばらく入院していました。


脳細胞の一つ一つに「仕事」と書いてあるような頑固一徹、仕事一筋の夫。


長年の無理がたたり過労で倒れてしまったのでした。


「若くもないのに、そんな働き方してるとポクっと死んじゃうよ。」


言ってもきかない彼の背中に、呆れ混じりで投げかけた私の言葉。


病院に運んでくださった救急車の中で言わなきゃよかったと反省しました。


八日間の入院ののち無事に退院することができました。


その後、自宅療養期間を過ごして復職の日まであと数日。


ご迷惑をおかけしてしまった職場や取引先にお渡しするお詫びの品を買いに出掛けました。


そこで少し足を延ばしてドライブすることになったのです。
自宅を出発して一時間がたつ頃には、目に入る景色が明らかに変わり観光地らしい看板もチラホラ。


心配したけど、こうしてドライブできるくらいに元気になって良かったなぁ。


そんな時に…。

夫  「まえに、来た時にはさぁ…。」
私  「え?だれと?」
夫  「母ちゃんとだよ」(ちょいイラ)


(やばい、全然覚えてない。ホント?昔の彼女と勘違いしてない?)
結婚生活が長くなり、お互いに体力と記憶力の低下が著しい今日この頃。


30代のころには確実に夫婦喧嘩になりそうな勘違い?食い違い?


いろいろ面倒くさいのは困るので、会話はそのままクローズ。


低下した体力と記憶力の代わりに手に入れたのは、曖昧でいいやってあきらめの心。


なーんか、モヤモヤするんだよなぁ…。


モヤっとすることないですか?


そんな時は、わたしに話してみませんか?

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