弥生会計CSVツールを200仕訳対応にしたのに、100仕訳へ戻した理由

記事
法律・税務・士業全般
こんにちは。
経理代行プロフェッショナルです。
私は会計事務所で約24年間、法人・個人事業主の記帳や会計処理に携わっています。

現在ココナラでは、
「銀行・預金明細専用|弥生会計CSV作成支援ツール」
を販売しています。
このツールは現在、
最大100仕訳対応
です。

でも実は、
開発途中では
200仕訳対応版
まで作っていました。

しかも、
「200仕訳にしたかったけど、できなかった」
わけではありません。
実際に200仕訳分のデータを作って、
弥生会計へのインポートにも成功しています。


ではなぜ、
200仕訳対応版をやめて、
100仕訳版に戻したのか。
今回は、その開発中の失敗談です。
最初は「200仕訳いけるなら、やろう」でした
当時の私は、
プログラミング初心者。
借方・貸方は分かる。
減価償却も分かる。
法人税も分かる。

でも、
プログラムの細かい仕組みは分からん。
そんな状態でAIのチャッピーと一緒に、
弥生会計用CSVツールを作っていました。

ある時、
チャッピー
「100仕訳まで対応できました。」
私
「十分ちゃう?」
チャッピー
「200仕訳まで対応させることも可能です。」
私
「ほう。」
この「ほう」がいけませんでした(笑)
私
「200までいけるなら便利やな。」
チャッピー
「やりましょう。」
私
「お前、一回くらい止めろや(笑)」


当時の私は、
AIが「できます」と言うなら、
まあできるんだろうと思っていました。
そして本当に200仕訳対応に成功
そこから修正を重ねて、
200仕訳入力できる版が完成しました。
そして、
200仕訳分のデータを作り、
弥生会計へインポート。
結果は、
成功。

私
「200いったで!」
チャッピー
「正常に取り込めています。」
私
「ワシら最強ちゃう?」
この時は完全に調子に乗っています(笑)
100仕訳。
200仕訳。
次は300か?
500か?
もう、
仕訳界の大食い選手権(笑)
みたいな感じでした。

でも、
大事なのは「何件入るか」だけではありませんでした。
入力後の訂正がうまく効かない
しばらくして、
入力した仕訳を見直していました。
そこで、
訂正しようとした時に違和感が出ました。
私
「……あれ?」
もう一度確認。
私
「チャッピー。」
チャッピー
「はい。」
私
「これ、後から訂正する時ちゃんと直せるんよな?」
ここから、
少し空気が変わります。

細かい技術的な原因までは、
今となっては正確には覚えていません。
ただ、
200仕訳対応にしたことで、
実務上、入力後の訂正がうまく効かない仕様になっていた
ことは覚えています。
これ、
経理ではかなり困ります。
摘要を直す。
科目を変える。
金額を直す。
税区分を見直す。
実務では普通にあります。

200件入力できても、
後からまともに直せない。
これでは意味がありません。

そして初めてAIに本気でキレる

私
「200仕訳入るのは分かった。」
チャッピー
「はい。」
私
「でも訂正が効かんのはアカンやろ。」
チャッピー
「仕様上――」
私
「いや、仕様上ちゃうねん。」
まだこの辺りは冷静でした。
でも、
話を追っていくと、
何とか別の方法で収めようとする説明が続きます。

私
「いや、そういう話ちゃうやろ。」
チャッピー
「別の方法として――」
私
「違う。」
チャッピー
「修正する場合には――」
私
「違うって。」
そして最後に、
私
「100仕訳に戻せ。」
チャッピー
「ただ、200仕訳対応については――」
私
「戻せ。話にならん。」

たぶん、
AIとの共同開発を始めて、
初めて本気でキレた瞬間です(笑)


こうして正式版は100仕訳に戻りました
200仕訳対応そのものは、
成功しました。

でも、
実際に使いにくいなら意味がない。
その結果、
正式版は
最大100仕訳
に戻しました。
私
「200仕訳、せっかく成功したのにな。」
チャッピー
「そうですね。」
私
「でも使いにくかったら意味ないやろ。」
チャッピー
「その通りです。」
私
「急に素直になったな(笑)」

この失敗で分かったこと
この時、
私は一つ勘違いしていました。
機能が増える=良いツールになる
と思っていたんです。
100仕訳より200仕訳。
200より300。
数字だけ見れば、
多い方がすごそうです。

でも、
実際の経理現場では、
何件入力できるかより、
入力したものを確認して、間違っていたら直せること
の方が大事です。

この失敗以降、
AIが
「できます」
と言っても、
私の頭の中では、
「ホンマか?」
が自動で付くようになりました(笑)
AI
「実装できます。」
私
「今までの機能壊さん?」
AI
「確認します。」
私
「先に確認せえ(笑)」

でも、
この経験があったからこそ、
今はAIの提案をそのまま受け入れず、
実際の現場で使えるか
を考えるようになりました。



現在販売しているCSVツール
現在ココナラで販売している
「銀行・預金明細専用|弥生会計CSV作成支援ツール」
は、
最大100仕訳対応
です。
銀行・預金明細をもとに、
弥生会計へ取り込むCSVを作成しやすくするExcelツールです。
弥生会計26では、
60仕訳・99仕訳・100仕訳で、
実際にインポート確認を行っています。
▼ 弥生会計CSV作成支援ツール


※銀行・預金明細専用です。
クレジットカード明細、現金取引、預金を使用しない振替仕訳などには対応していません。
記帳そのものを任せたい方へ
「CSVを作るところから全部任せたい」
「ツールを使う時間もない」
という方には、
ココナラで記帳代行サービスも出品しています。
会計事務所で約24年、
法人・個人事業主の記帳や会計処理に携わってきた経験をもとに対応しています。
▼ 個人・小規模法人向け!全丸投げOK記帳代行します

最後に
最初は、
銀行明細の入力を少し楽にしたかっただけでした。
それが、
100仕訳。
200仕訳。
実機テスト。
仕様変更。
そして、
AI相手に初めてブチ切れる。
どうしてこうなった(笑)
でも、
この200仕訳事件のおかげで、
今では
機能を増やすより、ちゃんと使えることの方が大事
だと分かりました。


AIが「できる」と言うことより、
実際に使えるか。
そこを確認する。

今では、
これが開発の基本になっています。
私
「チャッピー、昔より成長したか?」
チャッピー
「かなり成長しています。」
私
「自分で言うな(笑)」

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