【福祉30年の相談帳①】介護・障害・病気。「何から?」と思ったら、最初にやることは3つだけ

【福祉30年の相談帳①】介護・障害・病気。「何から?」と思ったら、最初にやることは3つだけ

記事
コラム
「親が倒れて、退院したら介護が必要と言われた」
「子どもに障がいがあると分かった」
「病気で、今までの仕事が続けられない」
そんなとき、多くの人が最初につまずくのは、制度の難しさではありません。「どこに、何を聞けばいいか分からない」ことです。
私は相談支援専門員として、障がいのある方やご家族の相談を受けています。福祉の仕事は30年をこえました。家族としても、母のALSを25年以上そばで見てきました。
その経験から、「何から?」と思ったときに最初にやってほしいことを、3つだけ書きます。
■ ① 病院の「相談室」に話す
入院中や通院中なら、まず病院の相談室(医療ソーシャルワーカー)です。「退院後の生活が心配です」と一言伝えるだけで、介護保険や障害福祉の窓口につないでもらえることが多いです。
■ ② 市役所の窓口を「1つだけ」決める
介護なら高齢者の担当課か地域包括支援センター、障がいなら障害福祉の担当課です。あちこちに電話する前に、まず1か所。「何から始めればいいか分からない」と、そのまま言って大丈夫です。
■ ③ 困りごとを紙に3つ書く
窓口では、時間が限られています。「今いちばん困っていること」を3つだけ紙に書いて持っていくと、話が早く進みます。完璧でなくて大丈夫です。
■ 独りで抱え込まないで
この3つをやっても、次の一歩が分からないことはよくあります。そして気づいたら、自分の心が苦しくなっていることも。
ご本人でも、ご家族でも、知り合いのことでも。今の状況をそのまま聞かせていただき、「まず次にやること」を一緒に決めるサービスを始めました。
介護・障害・病気・心の悩み、一緒に整理します
使える制度と申請の順番を、1枚の表にしてほしい方はこちらです。
介護・障害・難病、何から?制度と順番を表にします
※今すぐ命の危険を感じるときは、119番や「いのちの電話」などの窓口にご連絡ください。
次回は「介護保険と障害福祉、どっちを使うの?」を書く予定です。
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