禁術が禁術である理由。

禁術が禁術である理由。

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占い

危うかったです。

占術で基本的に自身以外の死を知ることは
禁術とされています。
理由としては、巡りを歪める可能性があるから……と、
言うのが一番の理由ですが、
それ以外にも理由はあります。

さて、今日は私の最近遭遇した危険と「禁術が禁術である理由」をお話しましょう。

死を視るということ。

それは、命に与えられた肉体の残り時間を知ることです。
基本的に、これを知ってしまうとヒトは生きる気力を失います。
いつに死ぬか分かれば、回避する方法を考えるモノもいますが、
それらは私達に近いモノか、相当精神力の強いモノです。

そして、私達は基本的にこれらを神様たちから
禁術とされています。
それは、先程お話したとおりの理由も一つですが。
ヒトは、誰かの死を知ると、確実に何かしらやらかすからです。

言ってしまえば、その個体が肉体を失う時を知れば、
そのタイミングを見計らって合法的に不当な利益を得ることも可能です。
そして、それは死を利用した巡りの禁忌に大きく触れるモノでもあります。

そういったことをされた場合、呪術と同じで、
そのしわ寄せがどこかで必ず回収されます。
それが自身なら良いのですが、呪術ではないので、
神様たちもどうやって回収するか考えます。
考えた末に、どこかで確実に回収するのです。

ただし、占術師が自身の死を知ること自体は
あまり咎められません。
知った上でどうするのか試すからです。
ただし、それが前世に干渉するばあい、
その限りではありませんでした。

私が触れた禁術。

ヒトは……と、いうよりも
私達でさえ、前世に関してはほとんど知ることがありません。
知ったとしても、私が覚えた占術ではどういう宿命を持って
生まれたかくらいの範囲だからです。
ただし、新たに覚えようとした紫微・斗数(しび・とすう)は違いました。

ざっくり内容を理解して術式を展開して視たところ。
私は私の前世へ触れることになりました。
そして、前世に触れた瞬間、
私の前の魂の持ち主と対面することになりました。

私の前の魂の持ち主は、陰陽師でした、
そして、とても優しくて、勤勉で、全力で生きたヒトでした。
しかし、たった一度の失敗で死んだのです。

内容は詳しく言えませんが、
言ってしまえば、あまりにも強い相手との対面でした。
私は私の前世と対面した時、恐怖こそありませんでしたが、
あの時の対応を間違えていたら、
私はこのお話をすることもなかったでしょう。

そして、前世に触れることが出来る術式であると知った瞬間に、
神様たちからその術式を禁術として封印するようにと伝えられました。
前世との対面は、あまりにも危険すぎるからです。
これがもし、他のモノを視て、そのモノの前世と対面する事になったなら、
どうなるかは火を見るよりも明らかです。

言ってしまえば、時を経た死者と向き合うのです。
それは、私達が神格級と呼ぶ穢れと対面することと同じです。
そして、それがもし、まだ現世に未練を残し、
彷徨っていたならば、持っていかれても不思議ではありません。
幸い私がそうならなかったのは、
前世の私がそう言うモノではなかったからです。

だからこそ、これから占術を学ぼうとするモノたちには伝えましょう。
覚悟が無い限り、死を知ることは危険です。
前世を知ることは、更に危険です。
前者はヒトなら生きる気力を無くす可能性があり、
後者は身を守る術を知らなければ、
防ぎようがない災厄と変わらないのです。

だからこそもう一度いいます、私は死の先をある程度知っていますが、
知っている私でも危険だと感じたのです。
私達でさえ触れてはならない領域なのです、
絶対に、興味本位で手を出してはいけません。

以上が、今回私が触れたことで伝えられる様になった学びです。

どうか、貴方様のゆく道が良いものであるためにも、
幸せであるためにも、触れないことを祈ります。

では、またナニカお話できそうな時にお会いしましょう。🐺🐉⛩️🦊☀️

2024年9月1日神格絵巻・真打ち.jpg

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