不動産会社にとって、物件への問い合わせを増やすことは非常に重要です。
家賃、立地、築年数、設備など、物件そのものの条件はもちろん大切です。
しかし、同じ物件でも「広告でどう見せるか」によって、第一印象は大きく変わります。
物件写真にはこだわっていても、
「間取り図は昔のものをそのまま使用している」
「募集図面は文字と数字ばかり」
「とりあえず必要な情報だけ掲載している」
というケースも少なくありません。
今回は、物件広告の中でも特に重要な間取り図と募集図面の見せ方について考えてみます。
【お客様は数秒で物件を比較している】
賃貸物件を探している人は、1件だけをじっくり見るとは限りません。
スマートフォンで複数の物件を次々と見ながら、
「ここは良さそう」
「ちょっと分かりにくい」
「別の物件を見よう」
と比較していきます。
だからこそ、物件広告では短時間で魅力が伝わることが重要です。
せっかく条件の良い物件でも、間取り図が小さかったり、文字が読みにくかったり、募集図面が古い印象だったりすると、魅力を十分に伝えられない可能性があります。
【間取り図は「部屋の説明書」】
物件写真だけでは分かりにくい情報があります。
例えば、
「リビングと洋室はつながっているのか」
「収納はどこにあるのか」
「洗面所と浴室はどう配置されているのか」
「バルコニーはどの部屋から出られるのか」
といった情報です。
これらを一目で確認できるのが間取り図です。
見やすい間取り図があれば、お客様自身が実際に生活するイメージを持ちやすくなります。
家具をどこに置くか、どの部屋を寝室にするかなど、入居後の生活まで想像してもらえるようになります。
【募集図面は情報を詰め込めばいいわけではない】
募集図面やマイソクには、賃料、管理費、所在地、交通、設備、契約条件など、多くの情報を掲載します。
しかし、情報量が多ければ良いというわけではありません。
重要なのは、お客様が知りたい情報を見つけやすくすることです。
例えば、
・賃料、初期費用
・駅からの距離
・間取り、広さ
・おすすめポイント
・設備
・問い合わせ先
などにメリハリをつけるだけでも、読みやすさは変わります。
「全部同じ大きさの文字で並べる」のではなく、特に伝えたい部分を目立たせることが大切です。
【「おすすめポイント」を具体的にする】
募集図面に、
「好立地!」
「おすすめ物件!」
「生活便利!」
と書くだけでは、具体的な魅力は伝わりにくいものです。
それよりも、
「駅徒歩5分」
「スーパー徒歩2分」
「敷地内駐車場あり」
「南向きバルコニー」
「ペット相談可能」
「インターネット無料」
など、お客様にとってのメリットを具体的に伝える方がイメージしやすくなります。
物件ごとに「誰におすすめなのか」を考えるのもポイントです。
単身者向け、ファミリー向け、学生向け、法人向けなど、ターゲットによって強調する情報も変わります。
【古い間取り図をそのまま使っていませんか?】
昔から管理している物件では、何年も同じ間取り図を使用していることがあります。
もちろん内容が正しければ使用できます。
ただし、線が薄い、文字が小さい、白黒で分かりにくい、何度もコピーされて画質が悪くなっている、といった図面は少しもったいないかもしれません。
物件そのものをリフォームするには大きな費用がかかります。
一方、間取り図や募集図面を見直すだけなら、比較的小さなコストで物件広告の印象を変えることができます。
これは管理物件が多い不動産会社ほど活用しやすい方法です。
【図面作成に時間をかけすぎないことも大切】
見やすい図面を作ることは重要ですが、そのために営業担当者が毎回何十分、何時間もパソコンに向かっていては、本来の業務に使える時間が減ってしまいます。
問い合わせ対応、内見、オーナーへの提案、新規物件の獲得など、不動産会社には売上につながる仕事がたくさんあります。
そこで、間取り図や募集図面の制作部分だけを外注する方法もあります。
必要なときだけ外注すれば、社員を新しく採用する必要もありません。
「社内でやる仕事」と「外に任せる仕事」を分けることも、業務効率化の一つです。
【見せ方を変えることから始めてみる】
問い合わせを増やすために、必ずしも大きな広告費をかける必要があるとは限りません。
まずは現在掲載している物件を見直して、
「間取り図は見やすいか」
「募集図面から物件の魅力が伝わるか」
「おすすめポイントが具体的か」
「スマートフォンでも情報を確認しやすいか」
をチェックしてみるのも一つの方法です。
物件そのものを変えることはできなくても、物件の魅力の伝え方は変えることができます。
【まとめ】
物件広告では、写真だけでなく、間取り図や募集図面もお客様が物件を判断するための重要な情報です。
見やすく整理することで、物件の特徴や生活イメージをより分かりやすく伝えられます。
また、図面制作を外注すれば、社内の作業時間を減らしながら広告の見せ方を整えることもできます。
私はココナラで、間取り図・マイソク・募集図面など、不動産広告に使用する図面制作を承っています。
手書き図面、既存の古い図面、PDFや写真などをもとにした作成も可能です。
「古い図面を見やすく作り直したい」
「募集物件が増えて図面作成が追いつかない」
「物件広告の見せ方を改善したい」
という不動産会社様・オーナー様は、お気軽にご相談ください。