悩めるとき不安なとき

悩めるとき不安なとき

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コラム
先の見えない時代です。ふとした出来事で立っていられないほど不安になることはありませんか。

ポジティブシンキングが信条の私でも、時に不安で押しつぶされそうになることがあります。

例えば、仕事でクレームがきた時。こちらの落ち度ではないものの、お客様のお怒りの言葉を正面から受けてみぞおちのあたりがずんと重くなります。食欲も失せますし寝つきが悪くなります。こうなると悪循環で、天気が悪いのも家族の機嫌が悪いのも少しずつのダメージが重なって嫌世的になります。こういう時はいいことは起こりません。野菜もお肉も高くなっていて生活は苦しくなる一方だし、去年買ったばかりのスカートはウエストがきつい。テレビのニュースでは、物騒な事件や戦争、紛争、自然災害。

何もいいことなどないような気になります。

例えば、と書いていますが1週間前の私がこんな状態でした。小さなことが積み重なって、心が弱っていたのです。

それなのに容赦なく仕事で急な出張を命じられました。こんな気分の時はルーティンワークをしていたい。早く家で休みたい。そんな願いを口に出すわけにいかず渋々出張に出掛けました。

出張先での仕事は思いのほか順調に終わりました。そしてその場所は、結婚前に勤めていた会社の近くだという事に気が付きました。

時間があったので、30年前勤めていたその会社まで行ってみました。外から眺めただけでしたが、まだ会社があったこと、記憶より小さい会社だったこと、隣の履物屋が健在だったことを確認できたのは嬉しいことでした。もちろん周囲はずいぶん変わっていました。傘屋は洋服屋になっていたし、カレー屋はうどん屋になっていました。記憶に残っていない家や会社、店などずいぶん変わっていたでしょう。

20代に5年間お世話になった街でした。甘い思い出も、苦い思い出もありました。30年後にまた訪れるとは思いませんでした。20代の頃、30年後をリアルに思うことなどなかったのです。

そう考えると、今の私はそう悪くないように思えます。まず健康であること。先はどうであれ、現在仕事があること。大切な家族がいること。確かに30年分老けましたが、30年間私なりに頑張ってきたではありませんか。

夜、久しぶりに元の会社の同僚で仲の良かった子に連絡しました。会社の周りを歩いたこと、懐かしく思ったことを話し、「今度一緒にいかない?」と誘ってみました。彼女は子育て真っ最中ですが、「行く!」と即答でした。来月休みを合わせて会うことにしました。彼女は子供の送迎があり、私も夜には仕事が入っています。短い時間ですが、自分のために使う時間は大切です。

誰でも落ち込む時、迷う時はあります。それでもその時々に一生懸命生きるほかありません。

迷った時、相談したいとき、ご相談ください


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