「また負けたらどうしよう」と不安な日に限って、早く取り返したくなってしまうことはありませんか。
FXを始めたばかりの方や、一度うまくいかずに再挑戦している方ほど、エントリー前の気持ちが急ぎやすいです。早く入らないとチャンスを逃す気がして、根拠を十分に整理しないままボタンを押してしまう。あとから見返すと、「なぜそこに入ったのか、自分でも説明しにくい」という形になりやすいです。
私自身、負けたあとの次の一回ほど、頭の中だけで判断して失敗しやすい時期がありました。見ていたつもりでも、実際には焦りのほうが強くて、あとからチャートを開いてもその瞬間の考えを思い出せない。これが続くと、反省したくても反省の材料が残りません。
そこで今日の学びは、エントリー前にチャートを1枚保存することです。
やることは難しくありません。入ろうと思った場面で、スマホでもPCでもいいので、その時点のチャートを一枚だけ保存します。できれば保存する前に、次の3つを軽く確認します。
1. どこで入りたいと思ったのか
2. 損切りはどこに置くつもりなのか
3. いま入る理由を一言で言えるか
この3つを頭の中で確認してから保存するだけでも、不思議と勢いだけのエントリーが減りやすくなります。なぜなら、保存というひと手間が入ることで、反射的なクリックが止まりやすいからです。
しかも、この方法の良いところは、あとで振り返りやすいことです。負けたとしても、その一枚を見れば「この位置で何を見ていたのか」がかなり分かります。ノートを書くのが苦手でも、画像が一枚あるだけで記憶をたどりやすくなります。
特に再挑戦中の方は、「同じ負け方を繰り返したくない」と思っているはずです。その気持ちが強いほど、難しい改善を足したくなりますが、最初は小さな工夫のほうが続きます。チャート保存は、その小さな工夫としてかなり実践しやすいです。
もし今日トレードするなら、まずは一回だけで大丈夫です。全部のエントリーでやろうとせず、最初の一回だけ「入る前に保存する」と決めてみてください。それだけでも、いつもより落ち着いて判断しやすくなるはずです。
負けた経験があるからこそ、次は気合いではなく記録で立て直す。今日はそんな一日にしてみるのも悪くありません。