結婚しなくたっていい！パートナーがいなくても幸せになれるから

今は一人で生きていく人が増えているとはいえ、まだまだ世間的には「結婚しないと幸せになれない」と考えている人は多いです。

ですが、結婚は人生のゴールではありませんし、結婚しなくても幸せにはなれるんです。

もちろん、結婚したいと素直に思える相手がいるのであれば、結婚したほうがいいと思います。子供を産みたい女性にとって、年齢のタイムリミットを意識すると焦りが出てしまうのも仕方ないことです。

ですが、ここで気をつけていただきたいのは、結婚すること自体が目的になっていないかどうかです。

僕が以前お会いした30代女性のA子さんは20代の時から「早く結婚して子供を産みたい」という願望の強い人でした。20代半ばから本格的に婚活を始め、約1年後には婚活パーティーで知り合った男性と結婚しました。

ところが、旦那さんは結婚するやいなやA子さんが友人と食事に出かけることを拒むなどの束縛をするようになりました。仕事の付き合いで男性と会わなければいけない時も、旦那さんはA子さんを怒鳴り、次第に夫婦関係にも亀裂が入り始めました。

そして、結婚後1年もたたず離婚することになってしまいました。

ですが、A子さんは「独身に戻った今のほうが自由で幸せ」だと言っています。A子さんは長い間誰にも相談できず、つらい思いをしていました。

このA子さんの例は少々極端に感じるかもしれませんが、結婚したからといってパートーナーがあまりにも夫婦以外の人間関係を制限するようならば注意が必要です。

人間関係の依存先はたくさんあったほうがいいんです。そうでないと、パートナーとの関係性が悪くなった時に頼れる人がいなくなってしまいます。

そうなると、常にパートナーの顔色を気にして、自分の言いたいことも言えなくなる可能性があります。そういった不自由な夫婦生活はつらいことも多いでしょう。

なので、結婚前にこのパートナーは夫婦以外の人間関係も尊重してくれるかを慎重に見極めてください。結婚できるかどうかよりも、あなたが自由に生きられるかどうかのほうが、幸福度が高まる可能性は高いです。

束縛の多い結婚生活よりも、自由に生きられる独身生活のほうが幸せを感じやすいこともある。