私たちは「欲しい」という欲求が強ければ強いほど、実は自分自身の中心(自分軸)から遠ざかってしまいます。
老子の教えを現代のエネルギーの観点から読み解くと、そこには驚くべき法則が隠されています。
欲が「天からの受信」を妨げる
欲求が強く、執着に支配されているとき、私たちの頭上のエネルギーは停滞し、重くなります。この状態では、天から降り注ぐインスピレーションや叡智を受け取ることができなくなります。
逆に、欲を手放していけばいくほど、意識のパイプはクリアになり、真理へと近づいていくのです。
「魔」が仕掛ける甘い罠
注意すべきは、欲が強いときほど「魔」が忍び込みやすいということです。
魔はあなたの強い欲を利用し、一時的に「すべてがうまくいっている」かのような偽りの成功を見せます。
しかし、それはあくまで自分軸から逸らされた状態。最終的には大きな転落を招き、私たちはそこで初めて「無欲でいることの大切さ」を、身をもって学ぶことになるのです。
「無為」の境地とは、必要な時に、必要なものが現れる
無欲の地点からさらに「減らす」こと。それを突き詰めた先に、老子の説く「無為」の境地があります。
作為的に動かなくても、あなたが本来の自分軸に一致していれば、宇宙の流れがあなたを運びます。
追いかけなくても、必要なタイミングで必要なものが現れる
必死にならなくても、叡智によって最善の選択ができる
転落して学ぶ前に、潔く手放すこと。それが、人生を最も安全に、そして豊かに歩むための「智慧」なのです。