本当は、もう気づいてるかもしれない

本当は、もう気づいてるかもしれない

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コラム
私は、「自分を知ることが自己理解の第一歩」だと、これまで話してきました。
でも最近、ふと思うことがあります。

本当は、自分でも分かっている。
気がついている。
感じている。

そんなことも、あるのではないかと。

占い鑑定の感想をいただくと、
「腑に落ちました」
「ようやく分かりました」
という言葉をいただくことがあります。

でも、よくお話を聞いてみると、
「何となく、そんな気はしていました」
「うすうす感じていました」
と言われることも多いのです。

もしかすると、まったく知らなかったことを知ったというより、
何となく感じていたことが言葉になったことで、
「ああ、やっぱりそうだったんだ」
と、腑に落ちるのかもしれません。

それは恋愛でも、仕事でも、家族のことでも、人間関係でも同じだと思います。

こういうことって、実は自分の中に答えがあったりします。
ただ、それを認めたくなかったり、
確信が持てなかったり。

誰かに受け止めてもらいながら言葉にすることで、初めて自分の中に落とし込めることもあるのかもしれません。

たぶん、私たちが求めているのは、
「答え」ではなく、
自分の気持ちや考えを整理する時間なのではないでしょうか。

だけど、それが意外と難しい。

友人に話しても、自分と同じ熱量では感じてもらえなかったり、
「こうした方がいいよ」と、自分が求めていたものとは違うアドバイスをもらったり。

そうなると、
「誰に話したらいいんだろう」
と考えているうちに時間だけが過ぎて、また一人で悶々と悩んでしまいます。

私は、占いのいいところの一つは、
自分と誰かの間に「星」や「タロット」があることだと思っています。

何もないところから、
「あなたはこうです」
と言われるよりも、
星には、こんな傾向が出ています」
「タロットには、こんな気持ちが表れています」
と言われることで、
少し離れたところから自分を見ることができます。

そして、
「そうか、私は本当はこう思っていたんだ」
と、自分の気持ちに気づくことがある。

占いは、答えを教えてもらうためだけのものではないと、私は思っています。
自分でも何となく気づいている。

でも、まだ言葉にできない。

認めるには、少し勇気がいる。

そんな気持ちを、星やタロットを間に置いて、少しずつ言葉にしていく。
そうして見つかった答えは、
占いからもらった答えではなく、
もともと自分の中にあったものなのかもしれません。

自分を知るということは、
知らなかった自分を探すことだけではなく、
本当はもう気づいていた自分の気持ちを、受け止めていくことなのかもしれません。
私は、占いもそのための一つのきっかけになればいいな、と思っています。
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