Meta広告カルテ Vol.5:数字をどこから見ればいいかわからない

Meta広告カルテ Vol.5:数字をどこから見ればいいかわからない

記事
ビジネス・マーケティング
🩺 今日の症状
管理画面を見ると数字が多く、何が悪いのか、どこから見ればよいのかわからなくなっている。

診察前のひとこと
管理画面を開いたときに、数字がたくさん並んでいるだけで不安になることがあります。
まずは悪い場所を決めつけず、いつから、どの数字が、どんなふうに変わったのかを一緒に整理していきましょう。

ここでは、成果の良し悪しを責めるのではなく、数字を一緒に見ながら原因の候補を整理していきます。
ここで大切にしたいのは、「広告は感覚ではなく、診断で改善する。」という考え方です。

診断結果
何が悪いのかわからないときは、原因が多すぎるというより、まだ見る順番が決まっていない状態かもしれません。今は細かい原因を決める前に、配信の入口、広告への反応、クリック後の流れに分けて、落ち着いて確認していきます。

最初にすることは、原因探しではなく問診です。配信の入口、広告への反応、クリック後の流れに分けると、症状に名前をつけやすくなります。

比較するときは、まず直近7日間とその前の7日間を見ます。
配信量が少ない場合は、14日間や30日間まで広げて大丈夫です。
大きな変更をした日がある場合は、その日を境目にして前後を見ていきます。

この症状で最初に見る数字は、表示回数、CPM、CTR、CPC、CVR、CPA です。
見る順番は、次のように絞ります。

- 表示回数とCPMで、広告が出にくくなっていないかを見る
- CTRとCPCで、広告への反応が弱くなっていないか見る
- CVRとCPAで、クリック後に止まっていないかを見る
- 変更した日を確認し、数字が変わった時期と重なっているか見る

ここで安心してほしいのは、今は原因を当てにいく前に、症状を分けて名前をつけるだけでも前に進める状態です。
全部を一度に直すより、まず「どこで止まっているか」を一つに絞るほうが、次の判断がしやすくなります。

原因
見る数字が多すぎると、どこが悪いのかより先に、何から見ればいいのかで止まりやすくなります。

原因がわからない不安は、数字が足りないからではなく、症状の分け方がまだ決まっていないときに強くなります。配信量の問題なのか、広告への反応なのか、クリック後の受け皿なのかで、次の処方は変わります。この時点では、配信の入口が細くなっているかも、広告への反応が弱くなっているかも、クリック後で止まっているかも、という仮説名をつけられれば十分です。

原因をひとつに決めつける前に、数字が変わった場所を分けて見ることが大切です。
同じ悪化に見えても、入口の問題なのか、クリック後の問題なのか、配信単価の問題なのかで処方は変わります。

改善の考え方
まず管理画面の数字を全部見ようとせず、入口、反応、獲得までの流れに分けます。見る順番が決まると、不安な数字に振り回されにくくなります。

まずは、次の順番で見ると整理しやすくなります。

1. いつから悪くなったと感じたかを書く
2. その前後で変わった数字をひとつ見つける
3. 入口、反応、クリック後のどこに近い症状か仮説名をつける
4. 今日触る場所を決めず、まず確認する数字をひとつ決める

ここで大切なのは、いきなり大きく変えることではなく、数字で確認できる場所から小さく見直すことです。
「何となく変えた」ではなく、「この数字を見て、この仮説を試した」と残せる状態を作っていきます。

処方メモ
今日の処方は、まず症状に名前をつけることです。

1. いつから、どの数字が、どんなふうに変わったかをメモする
2. 変化が出た時期と、広告側で行った変更を照らし合わせる
3. 今日見る数字を1つに絞り、次の変更は小さく試す

全部を一度に直そうとしなくて大丈夫です。
今日見る数字をひとつ決められたら、それだけでも次の改善はかなり進めやすくなります。

診察後の処方メモ
まず最初にやることは、いつから、どの数字が、どんなふうに変わったかをメモする です。
ここまでできれば、次に触るべき場所を落ち着いて選びやすくなります。

まとめ
数字をどこから見ればいいかわからないときは、原因を急いで決めず、問診のように状態を分けて整理します。
今の段階で、すべての原因を一度に決めきらなくて大丈夫です。
まずは今日決めた確認場所から見ていけば、次に触るべき場所は少しずつ見えやすくなります。

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もし「どの数字から見ればいいかわからない」「今の改善方針が合っているか確認したい」と感じている場合は、Meta広告改善診断をご利用ください。
現状の数字をもとに、いま見るべきポイントと改善の優先順位を一緒に整理します。


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