🩺 今日の症状
CPCが上がってきたが、広告文、画像、ターゲットのどこから見直せばよいか迷っている。
診察前のひとこと
CPCが上がると、広告費だけが先に減っていくように見えて、不安になりやすいです。
まずは、クリックされにくくなったのか、配信単価そのものが上がったのかを一緒に分けて見ていきましょう。
ここでは、成果の良し悪しを責めるのではなく、数字を一緒に見ながら原因の候補を整理していきます。
ここで大切にしたいのは、「広告は感覚ではなく、診断で改善する。」という考え方です。
診断結果
今回の症状では、同じクリックを得るための費用が上がっている可能性があります。まずは、広告への反応が落ちたのか、配信対象や競合環境の影響なのかを分けて見ていく段階です。
CPCが上がったときに最初に見るのは、CTRとCPMです。CTRが落ちていれば広告への反応、CPMが上がっていれば配信環境や競合の影響を疑います。
CPCを見るときは、まず直近7日間とその前の7日間を比べると落ち着いて判断しやすくなります。
昨日と今日だけだと、曜日や配信量の違いで数字が大きく見えることがあります。
表示回数やクリック数が少ないときは、14日間や30日間まで広げて見ても大丈夫です。
広告文や画像を変えた直後だけは、変更前と変更後で日付を分けて見ていきます。
この症状で最初に見る数字は、CPC、CTR、CPM、クリエイティブ、ターゲット です。
見る順番は、次のように絞ります。
- CPCで、クリック獲得にかかる費用がどれくらい上がったかを見る
- CTRで、広告への反応が落ちていないか確認する
- CPMで、配信単価や競合環境の影響が出ていないか見る
- クリエイティブとターゲットで、反応が鈍くなる要因がないか確認する
ここで安心してほしいのは、CPCが上がっても、CTR、CPM、クリエイティブ、ターゲットを分ければ、広告側で確認する場所を絞り始められることです。
全部を一度に直すより、まず「どこで止まっているか」を一つに絞るほうが、次の判断がしやすくなります。
原因
クリック単価だけを見ると、CTR低下、クリエイティブ疲れ、ターゲットの狭さ、競合環境のどれが影響しているかが混ざって見えやすくなります。
CPC上昇は、広告の内容だけで起きるとは限りません。CTRが落ちている場合は訴求やクリエイティブ、CPMが上がっている場合は配信対象の狭さや競合、配信面の変化が影響している可能性があります。
原因をひとつに決めつける前に、数字が変わった場所を分けて見ることが大切です。
同じ悪化に見えても、入口の問題なのか、クリック後の問題なのか、配信単価の問題なのかで処方は変わります。
改善の考え方
まず数字を分解し、影響が大きい順に仮説を並べます。迷う場合はMeta広告改善診断で現状を診断し、次に見るべき指標を整理します。
まずは、次の順番で見ると整理しやすくなります。
1. CPCをCTRとCPMに分け、どちらの影響が大きいか見る
2. CTR低下型なら、見出し、画像、訴求のズレを確認する
3. CPM上昇型なら、ターゲットの狭さや配信面の偏りを確認する
4. 勝っている訴求は残し、表現や切り口だけを小さく試す
ここで大切なのは、いきなり大きく変えることではなく、数字で確認できる場所から小さく見直すことです。
「何となく変えた」ではなく、「この数字を見て、この仮説を試した」と残せる状態を作っていきます。
処方メモ
今日の処方は、CPCをCTRとCPMに分けて見ることです。
1. CPCをCTRとCPMに分け、反応低下か配信単価の影響かを見る
2. 変化が出た時期と、広告側で行った変更を照らし合わせる
3. 今日見る数字を1つに絞り、次の変更は小さく試す
全部を一度に直そうとしなくて大丈夫です。
今日見る数字をひとつ決められたら、それだけでも次の改善はかなり進めやすくなります。
診察後の処方メモ
まず最初にやることは、CPCをCTRとCPMに分け、反応低下か配信単価の影響かを見る です。
ここまでできれば、次に触るべき場所を落ち着いて選びやすくなります。
まとめ
CPCが上がったときは、広告をすぐ止める前に、反応低下なのか配信単価の影響なのかを分けて確認します。
今の段階で、すべての原因を一度に決めきらなくて大丈夫です。
まずは今日決めた確認場所から見ていけば、次に触るべき場所は少しずつ見えやすくなります。
Meta広告改善診断へのご案内
もし「どの数字から見ればいいかわからない」「今の改善方針が合っているか確認したい」と感じている場合は、Meta広告改善診断をご利用ください。
現状の数字をもとに、いま見るべきポイントと改善の優先順位を一緒に整理します。