会社の認知度アップをさせたい!
店の売り上げを上げたい!
そんなとき皆さんはどうやって戦略を立てていきますか?
思いついた方法を闇雲に実施するのでは非効率。
ですので前回の記事で、まずは自社分析と現状把握が大切だということをお話しさせていただきました。
前回の記事はこちら
今回は前回の記事の後編ともいえる、マーケティング的戦略の立て方についてお話しさえていただこうと思います。
前回の記事をまだご覧でない方は、ぜひ前回記事をご覧になってから、読み進めていただけるとわかりやすいです。
戦略の肝!「クロスSWOT分析」
前回の記事ではまず「自社の強み」「弱み」「機会」「脅威」の4つのポイントをそれぞれ書き出すSWOT分析を行い、自社の現在地を知るという作業を行なっていきました。
そして次に行う作業こそが、今回お話しさせていただく戦略を立てる肝となる「クロスSWOT分析」です。
クロスSWOT分析とは、SWOT分析から導き出された4つのポイントを、外部環境(機会・脅威)と内部環境(強み・弱み)で掛け合わせていくことで、自社の現状分析を実際の戦略へと落とし込んでいく作業のことを言います。
これによって自社の戦略がはっきりと明確化されるというわけです。
実際に掛け合わせていく内容は、
■機会(外部)× 強み(内部)
■機会(外部)× 弱み(内部)
■脅威(外部)× 強み(内部)
■脅威(外部)× 弱み(内部)
の4パターンとなります。
ではさらに詳しく見ていきましょう。
■機会(外部)× 強み(内部)
=事業機会に対して自社の強みを活かすにはどうすればいいか?を考えます
例)
●機会:Opportunity【外部環境】
・新しいマンションができて家族連れが増えてきた
・3年後近隣にテーマパークが建設予定
●自社の強み:Strength【内部環境】
・地元のお客さんが多い
・リピーター率が高い
・自社サイトがある
↓
【導き出された戦略】
☆地域密着性を活かしてチラシを配ろう!
☆サイトでクーポンを配布しよう!
☆テーマパークに因んだメニューを考案し自社ブログで紹介しよう!
■機会(外部)× 弱み(内部)
=事業機会に対して自社の弱みが原因の機会損失を回避するには?を考えます
例)
●機会:Opportunity【外部環境】
・新しいマンションができて家族連れが増えてきた
・3年後近隣にテーマパークが建設予定
●自社の弱み:Weakness【内部環境】
・新規のお客さんが少ない
・グルメサイトでの評価数が少ない
↓
【導き出された戦略】
☆ファミリー層増加を活かして子供向けメニューを充実させよう!
☆グルメサイトでの評価を書いてもらった方にクーポンを進呈しよう!
■脅威(外部)× 強み(内部)
=脅威を自社の強みでチャンスに変えるにはどうすればいいか?を考えます
例)
●脅威:Threat【外部環境】
・競合店が増えてきた
・食材の値上がり
●自社の強み:Strength【内部環境】
・地元のお客さんが多い
・リピーター率が高い
・自社サイトがある
↓
【導き出された戦略】
☆競合店は低価格が売りだから、クオリティで勝負しよう!
☆リピーターがお得になるようなスタンプカードを発行しよう!
■脅威(外部)× 弱み(内部)
=脅威と弱みからくる最悪の事態を回避するには?を考えます
例)
●脅威:Threat【外部環境】
・競合店が増えてきた
・食材の値上がり
●自社の弱み:Weakness【内部環境】
・新規のお客さんが少ない
・グルメサイトでの評価数が少ない
↓
【導き出された戦略】
☆低価格メニューを作って新規のお試し客を呼び込もう!
☆グルメサイトの口コミを店内で入れてくれた方にその場でサービスしよう!
以上4つの掛け合わせ方をすることで、具体的かつ効率的に戦略を立てることができるのです。
中には戦略同士バッティングする内容が出てくる場合もありますが、そういった場合は現在地に立ち戻り、どちらが今必要かを考えると良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
自分の立っている現在地をちゃんと知った上で戦略を練ることを習慣化すれば、次の戦略の際も、自分の現在地をちゃんと見直せてきっちり的を射た戦略を立てられるようになります。
ホームページやチラシの制作も、しっかり現状把握した上で作っていきましょう。
SWOT分析、クロスSWOT分析、皆さんもぜひやってみてくださいね!
今日はここまで。
ありがとうございました。