サイレンの音が近づいてやんだ。パトカーのドアがバタンバタンと大きな音を立てて閉まる。捜査官たちがCAT警部の部屋へ走りこんでくる。
そこでは、CAT警部とこはる刑事が、またまた怪盗Xから送られてきた挑戦状をにらんで、頭を突き合わせていた。
CAT警部は、机の上の挑戦状を見つめながらため息をついた。
「またか…。こいつは一筋縄ではいかないな。」
こはる刑事は挑戦状を手に取り、声を上げた。
「警部、この問題も和差算です。BはAより3大きい、CはBより4大きい、
DはBより13小さい。そして4つの合計は360…。」
CAT警部は目を細めた。
「ふむ…。これも頭をひねる必要がありそうだな。解決に向けて、まずは
一つずつ解読していこう。」
問題解決はなるのか? 挑戦状の解読にあたるCAT警部とこはる刑事の冒険はどうなるか!? 東京の夜は…。
明け方近くになって、コーヒーを片手にこはる刑事はふと思い出した。
「警部、私の知り合いに木村センセという塾の先生がいます。怪盗Xからこう頻繁に挑戦状が届く今、木村センセの力を借りてみてはどうでしょう。」
CAT警部はおやという顔をして言った。
「木村センセ? 聞いたことがないな。けれどよい知恵を貸してくれるかもしれないな。」
こはる刑事:「もしもし。木村センセですか。これこれかくかくしかじかなん
ですよ。何かよい方法はありませんか。」
木村センセ:「ああ、こはる刑事。元気かぁ? これは、逆挑戦状を出すと
いう手がありますよ。怪盗Xに次の問題を送り付けてみてください。
ぽんぽん。」